特許

J-GLOBAL ID：201203083903155985

放射線線量計用ゲル、及びそれを用いた放射線線量計

発明者： 廣木 章博 ,  長澤 尚胤 ,  玉田 正男 ,  小嶋 拓治 ,  佐藤 裕一 ,  太田 朗生 ,  山林 尚道 ,  山本 幸佳
出願人/特許権者： 独立行政法人日本原子力研究開発機構 ,  株式会社千代田テクノル
代理人 (1件)： 高田 幸彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-137991
公開番号（公開出願番号）：特開2012-002669
出願日： 2010年06月17日
公開日（公表日）： 2012年01月05日
要約：

【課題】放射線照射により高感度に3次元線量分布を測定できるのみならず、標的部分の視認性に優れた放射線線量計用ゲルを提供すること。【解決手段】放射線照射に伴い重合する2種類以上のモノマー(1)と高含水率ゲルの形成が可能なゲル化剤を含む溶液(2)を十分に混合しゲル化すること得られるゲルである。このゲルの内、所定線量より大きな特定の線量以上の放射線照射を受けて白濁するゲル部分(A)は、外部温度の低下にかかわらず白濁の状態を保持し、所定線量より大きな特定の線量未満の放射線照射を受けて白濁するゲル部分(B)は、外部温度の低下に伴い次第に白濁から透明の状態に変化する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

所定線量の放射線照射を受けたとき白濁するゲルであって、該ゲルの内、前記所定線量より大きな特定の線量以上の放射線照射を受けて白濁するゲル部分(A)は、外部温度の低下にかかわらず前記白濁の状態を保持し、前記所定線量より大きな特定の線量未満の放射線照射を受けて白濁するゲル部分(B)は、外部温度の低下に伴い次第に白濁から透明の状態に変化することを特徴とする放射線線量計用ゲル。

IPC (1件)：

G01T 1/04

FI (1件)：

G01T1/04

Fターム (4件)：

2G088BB09 ,  2G088FF17 ,  2G088JJ27 ,  2G088JJ37

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 放射線線量計用樹脂組成物及びその硬化物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-014071   出願人：日本化薬株式会社, シービーシー株式会社
• X線検知材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-154345   出願人：工業技術院長