特許
J-GLOBAL ID:201203087366615651

タンパク質分離処理における温度応答性重合体粒子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 特許業務法人アルガ特許事務所 ,  有賀 三幸 ,  高野 登志雄 ,  中嶋 俊夫 ,  村田 正樹 ,  山本 博人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-527158
公開番号(公開出願番号):特表2012-502924
出願日: 2009年09月22日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
【課題】本発明の課題は、環境に優しく、費用対効果に優れたタンパク質含有溶液からのタンパク質単離方法を提供することにある。【解決手段】タンパク質含有溶液からタンパク質を単離する方法であって、以下の工程を含むタンパク質単離方法。(a)タンパク質含有溶液を、温度応答性共重合体で官能化された架橋重合体粒子に接触させる。温度応答性共重合体は、特定割合のイオン化可能な化学基を含み、前記接触が、30°C〜80°Cの温度範囲内で行なわれ、架橋重合体粒子によってタンパク質の保持が促進される。(b)タンパク質含有溶液を、洗浄溶液で置換する。(c)洗浄溶液を、架橋重合体粒子によって保持せしめられたタンパク質を溶離させるのに有効な溶離溶液で置換する。(d)タンパク質を含有する溶離溶液を単離する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
タンパク質含有溶液からタンパク質を単離する方法であって、以下の工程を含むタンパク質単離方法。 (a)タンパク質含有溶液を、温度応答性共重合体で官能化された架橋重合体粒子に接触させる工程であって、温度応答性共重合体は、特定割合のイオン化可能な化学基を含み、前記接触が、30°C〜80°Cの温度範囲内で行なわれ、架橋重合体粒子によってタンパク質の保持を促進させる工程、 (b)タンパク質含有溶液を、洗浄溶液で置換する工程、 (c)洗浄溶液を、架橋重合体粒子からタンパク質を溶離させるのに有効な溶離溶液で置換する工程、 (d)タンパク質を含有する溶離溶液を単離する工程。
IPC (2件):
C07K 1/18 ,  C08J 3/07
FI (2件):
C07K1/18 ,  C08J3/07
Fターム (11件):
4F070AA62 ,  4F070AC18 ,  4F070AC72 ,  4F070AC83 ,  4F070BA07 ,  4F070BB05 ,  4F070DA25 ,  4F070DC15 ,  4H045AA20 ,  4H045DA89 ,  4H045GA23
引用文献:
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