特許
J-GLOBAL ID:201203088276363625

希土類焼結磁石およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森岡 正往
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-183659
公開番号(公開出願番号):特開2012-043968
出願日: 2010年08月19日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【課題】Dy等を内部まで効率的に拡散させ、保磁力を大幅に向上させた希土類焼結磁石が得られる製造方法を提供する。【解決手段】本発明の希土類焼結磁石の製造方法は、一種以上の希土類元素(R)とBとFeを含む磁石合金粉末を成形した成形体を焼結させてなる希土類焼結磁石の製造方法であって、R2Fe14B型金属間化合物の生成エネルギー(E1)が磁石合金粉末中に最も多く含まれる希土類元素である主元素(Rm)よりも小さく焼結体へ拡散させる希土類元素である拡散元素(Rd)よりも大きい希土類元素である中間元素(Rc)を、Rdの拡散前の焼結体の少なくとも表面部に存在させる拡散予備工程を備えることを特徴とする。Dy等のRdを拡散させる前の焼結体中に、Y等のRcを存在させておくことにより、Rdが焼結体の内部深くまで拡散して希土類焼結磁石の保磁力効率が大幅に改善される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
一種以上の希土類元素(以下「R」とも表す。)とホウ素(B)と鉄(Fe)を含む磁石合金粉末を用いて原料粉末を調製する調製工程と、 該原料粉末を成形して成形体を得る成形工程と、 該成形体を焼結させて焼結体を得る焼結工程とを備え、 該焼結体からなる希土類焼結磁石の製造方法であって、 R2Fe14B型金属間化合物の生成エネルギー(E1)が前記磁石合金粉末中に最も多く含まれる希土類元素である主元素(以下「Rm」とも表す。)よりも小さく前記焼結体へ拡散させる希土類元素である拡散元素(以下「Rd」とも表す。)よりも大きい希土類元素である中間元素(以下「Rc」とも表す。)を、該Rdの拡散前の焼結体の少なくとも表面部に存在させる拡散予備工程を備えることを特徴とする希土類焼結磁石の製造方法。
IPC (6件):
H01F 41/02 ,  H01F 1/053 ,  H01F 1/08 ,  C22C 38/00 ,  B22F 3/24 ,  B22F 1/00
FI (7件):
H01F41/02 G ,  H01F1/04 H ,  H01F1/08 B ,  C22C38/00 303D ,  B22F3/24 L ,  B22F3/24 K ,  B22F1/00 J
Fターム (19件):
4K018AA27 ,  4K018BA18 ,  4K018BC12 ,  4K018BD01 ,  4K018FA11 ,  4K018FA12 ,  4K018KA45 ,  5E040AA04 ,  5E040AA19 ,  5E040BD01 ,  5E040CA01 ,  5E040HB14 ,  5E040NN01 ,  5E040NN05 ,  5E040NN06 ,  5E062CC05 ,  5E062CD04 ,  5E062CG01 ,  5E062CG07
引用特許:
審査官引用 (3件)

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