特許
J-GLOBAL ID:201203089716357734

二酸化炭素固定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 在原 元司 ,  清水 昇 ,  竹居 信利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-248571
公開番号(公開出願番号):特開2012-096975
出願日: 2010年11月05日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】酸とアルカリとを循環させつつ岩石や廃材等からアルカリ源を確保し、低コストで二酸化炭素を直接固定化できる二酸化炭素固定化装置を提供する。【解決手段】正負の電極12,14の間に、第1のバイポーラ膜16、中間バイポーラ膜17、陰イオン交換膜18、陽イオン交換膜20、第2のバイポーラ膜22が配置された電気透析槽10を備え、電気透析槽10が硝酸ナトリウム溶液を受け入れて硝酸と水酸化ナトリウムとを生成し、溶解槽32に硝酸を供給して第2族元素を含む被溶解物を溶解して、第2族元素の硝酸塩溶液を生成し、ガス吸収塔34に水酸化ナトリウムを供給し、二酸化炭素を吸収して炭酸ナトリウム溶液を生成し、第2族元素の硝酸塩溶液と炭酸ナトリウム溶液とを反応槽36に供給して第2族元素の炭酸塩を生成し、二酸化炭素を固定化するとともに、反応で生じた硝酸ナトリウム溶液を電気透析槽10に循環させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
正及び負の電極と、前記正負電極間に、バイポーラ膜、陰イオン交換膜、陽イオン交換膜、バイポーラ膜の順序で配置されたイオン交換膜群と、前記バイポーラ膜と陰イオン交換膜との間の空間に形成された酸生成室と、前記バイポーラ膜と陽イオン交換膜との間の空間に形成されたアルカリ生成室と、前記陰イオン交換膜と陽イオン交換膜との間に形成された塩溶液受入室と、を有し、前記塩溶液受入室が受け入れた硝酸ナトリウム溶液から前記酸生成室で硝酸を生成し、前記アルカリ生成室で水酸化ナトリウムを生成する電気透析槽と、 前記酸生成室から硝酸が供給され、第2族元素を含む被溶解物を溶解して、第2族元素の硝酸塩溶液を生成する溶解手段と、 前記アルカリ生成室から水酸化ナトリウムが供給され、二酸化炭素を吸収して炭酸ナトリウム溶液を生成するガス吸収手段と、 前記溶解手段から第2族元素の硝酸塩溶液を受け入れ、前記ガス吸収手段から炭酸ナトリウム溶液を受け入れ、前記第2族元素の硝酸塩と前記炭酸ナトリウムとを反応させて第2族元素の炭酸塩と硝酸ナトリウム溶液とを生成し、前記硝酸ナトリウム溶液を前記塩溶液受入室に循環する反応手段と、 を備えることを特徴とする二酸化炭素固定化装置。
IPC (6件):
C01B 31/20 ,  B01D 53/18 ,  B01D 53/62 ,  B01D 61/44 ,  B01D 61/46 ,  B01J 19/00
FI (6件):
C01B31/20 Z ,  B01D53/18 Z ,  B01D53/34 135Z ,  B01D61/44 500 ,  B01D61/46 500 ,  B01J19/00 A
Fターム (50件):
4D002AA09 ,  4D002BA02 ,  4D002CA01 ,  4D002CA02 ,  4D002CA07 ,  4D002DA02 ,  4D002DA12 ,  4D002EA14 ,  4D002FA04 ,  4D006GA17 ,  4D006HA42 ,  4D006JA68Z ,  4D006JA71 ,  4D006KA26 ,  4D006KE18R ,  4D006MA03 ,  4D006MA13 ,  4D006MA14 ,  4D006MA15 ,  4D006PA02 ,  4D006PB12 ,  4D006PB27 ,  4D006PB28 ,  4D006PC80 ,  4D020AA03 ,  4D020BA01 ,  4D020BA08 ,  4D020BB03 ,  4D020BC04 ,  4D020CB08 ,  4D020CB18 ,  4D020CB25 ,  4D020CC20 ,  4G075AA04 ,  4G075AA37 ,  4G075BB04 ,  4G075CA55 ,  4G075CA57 ,  4G075DA02 ,  4G075DA18 ,  4G075EB01 ,  4G075EC21 ,  4G075EC25 ,  4G146JA02 ,  4G146JB04 ,  4G146JB09 ,  4G146JC29 ,  4G146JC34 ,  4G146JC36 ,  4G146JC39

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