特許
J-GLOBAL ID:201203094329981733

固体電解コンデンサの製造方法、及び固体電解コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國弘 安俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-101499
公開番号(公開出願番号):特開2012-234922
出願日: 2011年04月28日
公開日(公表日): 2012年11月29日
要約:
【課題】化学重合法を使用して作製した場合であっても、カーボンを主成分とするナノチューブを導電性高分子中に均一乃至略均一に分散させることにより、良好な導電率を有しかつ耐熱性が良好な固体電解コンデンサを得る。【解決手段】誘電体層7a〜7dが形成された弁作用金属基体6a〜6dを、重合性モノマー溶液と前記酸化剤溶液とに交互に浸漬し、又はこれらの混合溶液に浸漬して化学酸化重合を生じさせ、導電性高分子を主成分とする化学重合膜からなる固体電解質層8a〜8dを誘電体層7a〜7dの表面に作製する。分散剤を含有した溶液中にカーボンナノチューブ(CNT)を分散させてCNT分散溶液を作製し、前記重合性モノマー溶液及び前記酸化剤溶液の少なくとも一方、又は両者の混合溶液にCNT分散溶液を添加する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
弁作用金属からなる弁作用金属基体の表面を化成処理し、酸化皮膜からなる誘電体層を形成する誘電体層形成工程と、 重合性モノマーを溶媒に溶解させた重合性モノマー溶液及び酸化剤を溶媒に溶解させた酸化剤溶液を作製する反応溶液作製工程と、 前記誘電体層が形成された前記弁作用金属基体を、前記重合性モノマー溶液と前記酸化剤溶液とに交互に浸漬し、または前記重合性モノマー溶液と前記酸化剤溶液との混合溶液に浸漬し、化学酸化重合を生じさせ、導電性高分子を主成分とする化学重合膜からなる固体電解質層を前記誘電体層の表面に作製する固体電解質層作製工程とを含み、 分散剤を含有した溶液中にカーボンを主成分としたナノチューブを分散させてナノチューブ分散溶液を作製し、 前記重合性モノマー溶液及び前記酸化剤溶液の少なくとも一方に前記ナノチューブ分散溶液を添加することを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
IPC (1件):
H01G 9/028
FI (3件):
H01G9/02 331H ,  H01G9/02 331F ,  H01G9/02 331G
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る