特許
J-GLOBAL ID:201203095405715750

発話学習支援装置およびそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-190481
公開番号(公開出願番号):特開2012-047998
出願日: 2010年08月27日
公開日(公表日): 2012年03月08日
要約:
【課題】発話者の口唇動作を指導者の口唇動作と比較した結果に基づいて、発話者の口唇動作の改善点を客観的に示すことが可能な発話学習支援装置およびそのプログラムを提供する。【解決手段】発話学習支援装置1は、撮影手段20で撮影された、発話者がある言語の予め指定された単語を発話している際の口唇部分の画像から、当該発話者の口唇動作を得て、この口唇動作と、指導者が同じ単語を発話した際の模範的な口唇動作とを比較した結果に基づいて、発話者の口唇動作の改善点を示すものであって、データ記憶手段11と、発話内容指定手段12と、画像処理手段13と、動作測定手段14と、データ変換手段15と、差分算出手段16と、修正量算出手段17と、修正情報出力手段18と、を備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
撮影手段で撮影された、発話者がある言語の予め指定された単語を発話している際の口唇部分の画像から、当該発話者の口唇動作を得て、この口唇動作と、指導者が前記単語を発話したときの模範的な口唇動作とを比較した結果に基づいて、発話者の前記口唇動作の改善点を示す発話学習支援装置であって、 少なくとも発話者に発話させる前記単語と、指導者が前記単語を発話した際の口唇部分の画像との対応付けを複数記憶するデータ記憶手段と、 前記データ記憶手段に記憶された複数の前記単語の中から、発話者に発話させる単語を、外部からの入力により、あるいは、予め設定された順序により一つ指定し、当該単語の発話を発話者に指示する発話内容指定手段と、 前記発話内容指定手段で指定された前記単語を発話者が発話した際の、前記口唇部分の画像から、発話者の口唇動作を特定する基準となる予め設定した特徴点の位置を複数抽出する画像処理手段と、 前記画像処理手段で抽出された前記特徴点ごとの位置の変化を、口唇動作の履歴である動作履歴として測定する動作測定手段と、 前記動作測定手段で測定された前記特徴点ごとの前記動作履歴を数値解析することで、前記特徴点ごとに、予め設定した複数のスペクトル成分で表される動作スペクトルに変換するデータ変換手段と、 前記データ変換手段で求められた前記特徴点ごとの前記動作スペクトルと、前記模範的な口唇部分の画像から予め求めた前記特徴点ごとの模範的な前記動作スペクトルとの差分を算出する差分算出手段と、 前記差分算出手段で算出された前記差分の絶対値と、予め定めた閾値とを前記特徴点ごとに比較し、前記差分の絶対値が前記予め定めた閾値よりも大きい前記特徴点がある場合、予め定めた補正関数によって、当該特徴点の動作を修正する方向と大きさを特定した修正量を算出する修正量算出手段と、 前記修正量算出手段で算出された前記修正量に応じた修正情報を前記表示装置に出力する修正情報出力手段と、を備えることを特徴とする発話学習支援装置。
IPC (1件):
G09B 19/04
FI (1件):
G09B19/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 言語発音練習支援システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-344338   出願人:住友セメントシステム開発株式会社, 学校法人東京理科大学
  • 語学学習装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-351206   出願人:ヤマハ株式会社
  • 特開平3-098078
引用文献:
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