特許
J-GLOBAL ID:201203096749574559

パケット交換装置、マルチコアプロセッサ、パケット交換方法、パケット制御方法、プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 棚井 澄雄 ,  森 隆一郎 ,  松尾 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-057618
公開番号(公開出願番号):特開2012-195723
出願日: 2011年03月16日
公開日(公表日): 2012年10月11日
要約:
【課題】マルチコアプロセッサを用いて優先制御を行うにあたり、パケットフォワーディング処理性能と輻輳回避処理性能の両者について良好な性能が得られるようにする。【解決手段】バッファ状態監視プロセッサコア41-1はバッファ21のパケット滞留数に基づいて輻輳回避処理が必要か否かを判定する。輻輳回避処理が必要と判定した場合、低優先度の第Mバッファ21-Mのパケットを廃棄処理用の第nバケット31-Nに転送する。フォワーディング処理プロセッサコア41-2〜Mは、フォワーディング処理を所定回数実行するごとに1回ずつ、第nバケット31-Nのパケットを廃棄する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
受信したパケットをその優先度別に分配するパケット分配部と、 前記優先度ごとに対応して備えられ、前記パケット分配部により分配されたパケットのうち、自己に対応する優先度のパケットを格納する複数のバッファと、 前記複数のバッファごとに対応し、自己に対応するバッファから転送されるパケットを保持する複数の優先制御用バケットと、 自己に対して転送されるパケットを保持する少なくとも1つの廃棄処理用バケットと、 複数のプロセッサコアを備えて成るマルチコアプロセッサとを備え、 前記マルチコアプロセッサは、 前記バッファにおけるパケットの格納状態に基づいて、輻輳状態に至らないようにするための輻輳回避処理が必要であるか否かについて判定し、前記輻輳回避処理が必要であると判定された場合に、前記複数のバッファのうちの輻輳回避処理対応バッファに格納されたパケットの転送先を、当該輻輳回避処理対応バッファに対応の前記優先制御用バケットから前記廃棄処理用バケットに切り替えるバッファ状態監視プロセッサコアと、 前記優先制御用バケットにて保持されているパケットを取り込んで分配する優先制御プロセッサコアと、 前記廃棄処理用バケットにパケットが保持されていない場合には、前記優先制御プロセッサコアから分配されたパケットのフォワーディング処理のみを実行し、前記廃棄処理用バケットにパケットが保持されている場合には、前記フォワーディング処理と前記廃棄処理用バケットに保持されたパケットを廃棄するパケット廃棄処理を実行する複数のフォワーディング処理プロセッサコアとを備える、 ことを特徴とするパケット交換装置。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  G06F 9/50
FI (2件):
H04L12/56 200Z ,  G06F9/46 465C
Fターム (9件):
5K030GA13 ,  5K030HA08 ,  5K030HD03 ,  5K030JA11 ,  5K030KA01 ,  5K030KA03 ,  5K030LE03 ,  5K030LE05 ,  5K030MA13
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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