特許
J-GLOBAL ID:201203097307757057
電鉄用電力補償装置の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-195488
公開番号(公開出願番号):特開2012-051465
出願日: 2010年09月01日
公開日(公表日): 2012年03月15日
要約:
【課題】三相/二相変換変圧器の受電側における三相交流の不平衡を低減するように電鉄用電力補償装置を制御するための技術を提供する。【解決手段】M座側同相き電の場合、負荷のないT座側インバータ32は、有効電力を融通するのみになる。M座側インバータ31の出力する有効電力および無効電力が装置容量に達したとしてもT座側インバータ32に余裕が残る。したがって、負荷無効電力のうち、M座側インバータの出力する無効電力では足りない分の無効電力をT座側インバータ32から供給する。これによって無効電力の補償が可能となるので、スコット結線変圧器TRの受電側(一次側)の不平衡を低減できる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
電気鉄道用三相/二相変換変圧器の二次側の第1および第2の出力にそれぞれ接続された第1および第2の単相インバータを含み、前記第1および第2の単相インバータの直流側が互いに接続された電鉄用電力補償装置の制御装置であって、
前記第1の出力に接続された電力線を介して電力を受ける負荷の有効電力および無効電力を検出する負荷電力検出部と、
前記第1の単相インバータの有効電力および無効電力を検出する第1の電力検出部と、
前記第2の単相インバータの有効電力および無効電力を検出する第2の電力検出部と、
前記負荷電力検出部によって検出された有効電力の値を二等分することにより第1の有効電力値および第2の有効電力値を生成する分割部と、
前記第1の有効電力値と、前記負荷電力検出部によって検出された前記負荷の無効電力の値とを受けて、前記第1の単相インバータの有効電力および無効電力を前記第1の単相インバータの装置容量の範囲内に制限するための第1の有効電力指令値および第1の無効電力指令値を生成する第1のリミッタと、
前記第1の無効電力指令値と、前記負荷電力検出部によって検出された前記負荷の無効電力の値との差分を算出する減算部と、
前記第2の有効電力値と、前記減算部によって算出された前記差分とを受けて、前記第2の単相インバータの有効電力および無効電力を前記第2の単相インバータの装置容量の範囲内に制限するための第2の有効電力指令値および第2の無効電力指令値を生成する第2のリミッタと、
前記第1のリミッタによって生成された前記第1の有効電力指令値および前記第1の無効電力指令値と、前記第1の電力検出部によって検出された前記第1の単相インバータの有効電力および無効電力の値とに基づいて、前記第1の単相インバータを制御する第1のインバータ制御部と、
前記第2のリミッタによって生成された前記第2の有効電力指令値および前記第2の無効電力指令値と、前記第2の電力検出部によって検出された前記第2の単相インバータの有効電力および無効電力の値とに基づいて、前記第2の単相インバータを制御する第2のインバータ制御部とを備える、電鉄用電力補償装置の制御装置。
IPC (3件):
B60M 3/02
, H02J 3/18
, G05F 1/70
FI (3件):
B60M3/02 A
, H02J3/18 D
, G05F1/70 N
Fターム (14件):
5G066EA03
, 5G066FB13
, 5G066FC04
, 5G066GC02
, 5H420BB02
, 5H420BB16
, 5H420CC04
, 5H420DD03
, 5H420EA04
, 5H420EA27
, 5H420EA45
, 5H420EA49
, 5H420EB05
, 5H420FF07
引用特許:
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