特許
J-GLOBAL ID:201203099378381115

ノード、パケット転送方法および通信ネットワーク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 磯野 道造 ,  大石 恵 ,  中村 新二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-182718
公開番号(公開出願番号):特開2012-044379
出願日: 2010年08月18日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【課題】通信ネットワークにおいてIP-FRRを行うときの各経路制御装置のバックアップテーブルのエントリ数を低減する。【解決手段】経路制御装置10は、IP-FRRで用いるバックアップトポロジからバックアップテーブルを作成すると、このバックアップテーブルから、宛先ノードとネクストホップの組み合わせが同じエントリ(重複経路情報)を、抽出し、そのエントリの抽出元のバックアップテーブルのテーブルIDと対応付けて共用バックアップテーブル135へ登録する。そして、バックアップテーブルから、重複経路情報を削除する。その後、パケットを受信した経路制御装置10は、受信パケットのテーブルIDに示されるバックアップテーブルから該当エントリを検索し、該当エントリがなかったときは、共用バックアップテーブル135からエントリを検索する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
ネットワークの障害発生時に、予め作成しておいたバックアップテーブルに示される迂回経路への経路切り替えを行うノードであって、 (1)前記ネットワークの宛先ノードごとに、当該宛先ノードへのネクストホップを示した経路情報からなるルーティングテーブルと、(2)前記ネットワークの故障パターンごとに、当該故障パターンにおける迂回経路へのネクストホップを示した経路情報からなるバックアップテーブル群であるバックアップテーブルDB(データベース)とを記憶する記憶部と、 前記バックアップテーブルDBから、前記宛先ノードおよびネクストホップの組み合わせが同じ経路情報を抽出し、前記抽出した経路情報と、当該経路情報の抽出元のバックアップテーブルのテーブルIDと対応付けた共用バックアップテーブルを作成して前記記憶部に記憶し、前記抽出した経路情報を、当該バックアップテーブルから削除する共用バックアップテーブル作成部と、 他のノードからパケットを受信した場合において、前記受信したパケットのヘッダ情報に付されたテーブルIDおよび宛先ノードのアドレスに基づき、前記記憶部からルーティングテーブルまたはバックアップテーブルを選択し、前記選択したテーブルに示されるネクストホップへ前記パケットを転送するパケット転送部とを備え、 前記パケット転送部は、 前記受信したパケットのヘッダ情報に付されたテーブルIDが前記バックアップテーブルのテーブルIDである場合において、 (1)前記共用バックアップテーブルに当該テーブルIDおよび宛先ノードの組み合わせを示す経路情報があるとき、当該経路情報に示されるネクストホップへ、前記パケットを転送し、 (2)前記共用バックアップテーブルに当該テーブルIDおよび宛先ノードの組み合わせを示す経路情報がないとき、前記バックアップテーブルDBから当該テーブルIDのバックアップテーブルを検索し、前記検索したバックアップテーブルの当該宛先ノードへの経路情報に示されるネクストホップへ、前記パケットを転送することを特徴とするノード。
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L12/56 100A
Fターム (3件):
5K030GA06 ,  5K030KA02 ,  5K030LB08
引用文献:
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