抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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食品の品質管理と等級確認は,消費者利益を保護するために重要である。本論文では,Yanghe Daquを例として,強芳香型中国酒の品質グレード識別を検討した。108試料は較正セット(81試料)および検証セット(27試料)に分類された。ヘッドスペース固相微量抽出-質量分析(HS-SPME-質量分析)技術により,108試料の質量スペクトルを55~191m/zの範囲で得た。部分最小二乗回帰(PLS)および主成分回帰(PCR)モデルは,較正セットにより構築され,検証セットの品質グレードを予測した。PLSモデルの識別精度は較正セットおよび検証セットの双方に対し,96.3%以上であり,PCRモデルより明らかに優れていた。種々のイオン選定方法,PLS回帰係数,PLS X-負荷,PCR回帰係数およびPCR X-負荷により,サポートベクトルマシン(SVM)モデルを構築した。最適SVMモデルは,PLS回帰係数により選ばれたイオン(m/z 112,134,140,162,167,168,175,187および191)で達成され,検証セットの予測精度は最高92.6%であった。PLS回帰係数は有効なイオン変数を選ぶための強力な方法であり,SVMと組合せた質量分析は中国酒の品質等級をよく識別できた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.