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J-GLOBAL ID：201302200678389564   整理番号：13A1040997

6061アルミニウム合金/亜鉛めっき鋼の摩擦撹拌点接合における界面組織が継手強度に及ぼす影響

Effects of interfacial microstructures on joint strength in friction stir spot welded 6061 aluminum alloy/zinc coated steel joints

著者 (5件)： 山本将貴 (大阪大) ,  小椋智 (大阪大) ,  大橋良司 (川崎重工業 システム技術開発セ) ,  藤本光生 (川崎重工業 システム技術開発セ) ,  廣瀬明夫 (大阪大)
資料名： 軽金属溶接  (Journal of Light Metal Welding)
巻： 51  号： 6  ページ： 223-232  発行年： 2013年06月16日 
JST資料番号： G0417A  ISSN： 0368-5306  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 溶融亜鉛めっき鋼板(GI)と6061アルミニウム合金の摩擦撹拌点接合(FSSW)を行い,継手強度に及ぼす界面組織の影響を調べた。ツール荷重,ツール回転速度及び接合時間を変化させて継手を形成し,引張試験により継手強度を評価した。また放電加工により微小引張剪断試験片を作製し,各界面組織の強度を調べた。FSSW後の界面組織は,中央部接合領域,液化割れ領域及び外周部接合領域の3つの領域で異なることが分かった。剪断強度と各領域の面積率を対応させてデータを整理した。継手強度はツール荷重,回転速度及び接合時間の増加と共に増大した。接合中心からの距離によって継手強度が変化し,液化割れ領域が多く含まれる場合に継手強度は低下した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *亜鉛めっき鋼板 ,  溶融めっき ,  *摩擦溶接 ,  点溶接 ,  界面 ,  荷重 ,  回転数 ,  加工時間 ,  液化割れ ,  *溶接部 ,  剪断強さ ,  摩擦撹拌溶接
準シソーラス用語： JISA6061 ,  継手強度 ,  摩擦撹拌接合

分類 (1件)： 溶接部  (WC07100I)

引用文献 (11件)：

• 1) 田中晃二,熊谷正樹,吉田英雄:摩擦撹拌点接合によるアルミニウム合金板と鋼板の異種金属接合,軽金属,56(2006),317-322.
• 2) 藤本光生,古賀信次,阿部奈津美,佐藤裕,粉川博之:摩擦撹拌点接合で得られた6061アルミニウム合金撹拌領域の組織学的検討,溶接学会論文集,25(2007),553-559.
• 3) 山本尚嗣,高橋誠,有年雅敏池内健二:工業用アルミニウムと軟鋼との摩擦圧接継手の界面強度に対する金属間化合物の影響溶接学会論文集,23(2005),600-627.
• 4) 森田智也,渡邊博之,山本尚嗣,高橋誠池内建二,有年雅敏:Al-Mg-Si系A6061合金と軟鋼S10Cとの摩擦圧接における界面強度の金属組織学的支配因子,溶接学会全国大会講演概要,78(2006),180-181.
• 5) 渡辺健彦,米田秋彦,柳沢敦,小沼静代,大橋修:AlとCuおよびAlとSUS304の超音波接合-異種金属の超音波接合に関する研究(第1報)-,溶接学会論文集,17(1999),223-233.

タイトルに関連する用語 (5件)： アルミニウム合金 ,  亜鉛めっき ,  摩擦撹拌点接合 ,  界面組織 ,  継手強度