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J-GLOBAL ID:201302200979164894   整理番号:13A1087835

Bifidobacterium longum CECT7347の経口投与はin vivoグリアジン誘導腸疾患動物モデルにおける空腸プロテオームを調整する

Oral administration of Bifidobacterium longum CECT 7347 modulates jejunal proteome in an in vivo gliadin-induced enteropathy animal model
著者 (3件):
資料名:
巻: 77  ページ: 310-320  発行年: 2012年12月21日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セリアック病はコムギ(グリアジン)および他の穀類のグルテン蛋白質によって誘発される免疫仲介疾患である。インターフェロン(INF)-γで感作あるいは感作なしの離乳動物に及ぼすグリアジン仲介効果を検討した。また,Bifidobacterium longum CECT7347の共投与の影響も,2DEおよびMALDITOF-TOFペプチドフィンガープリンティングを用いて,空腸切片のプロテオームでの変化と共に検討した。結果を対照動物群の結果と比較した。プロテオームパターンの主成分分析(PCA)で,2つの成分を抽出し,同定した蛋白質発現の可変性の79.8%を説明した。PCA分析は,グリアジンのみ摂食の動物とグリアジンおよびB. longumを同時に摂食の動物のプロテオームの間を明らかに識別した。しかし,INF-γで感作し,B. longumと一緒にグリアジンをあるいは単独で摂食した動物からのプロテオームパターンは,識別できなかった。グリアジン摂食は,腸切片での酸化還元調節,細胞運動性,脂質ターンオーバーおよび細胞内イオン恒常性に関与の蛋白質変化と同様,炎症効果を生じた。INF-γで感作した動物へのグリアジン給餌後,免疫担当細胞の動員と機能に関与の蛋白質,腸に及ぼす栄養効果および筋線維の組織化での変化もまた検出され,空腸切片でのより著しいグリアジン仲介損傷を反映した。グリアジン給餌ラットへの細菌株の投与は,グリアジン単独摂食で起こされた炎症を改善するようであったが,感作動物では,B. longumの共投与はそれほど効果を有さず,これは,多分,より大きな腸粘膜損傷に起因したのであろう。B. longumのみ投与の動物でのプロテオソームパターンは,空腸機能の障害を反映したどんな変化も示さなかった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  微生物学(ウイルス以外)一般  ,  腸 

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