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J-GLOBAL ID:201302202530893177   整理番号:13A0980567

イネ(Oryza sativa L.)の澱粉ブランチング酵素Iの自然発生的欠乏に関するキャラクタリゼーションと利用

Characterization and Utilization of Spontaneous Deficiency in Starch Branching Enzyme I of Rice (Oryza sativa L.)
著者 (8件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 53-60 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: F0614A  ISSN: 1344-7882  CODEN: JAGLFX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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変性澱粉特性をもつ穀物の澱粉合成遺伝子における突然変異を利用して穀粒,穀粉,澱粉の適用を広めてきた。本報では,澱粉ブランチング酵素I(BEI)の欠けたイネ自然発生突然変異体を地方高地イネ品種から同定した。KurnaiとHiderishirazu-Dの2品種は胚乳発達においてBEI活性が欠落しており,蓄積された澱粉は短鎖のアミロペクチンが豊富で,米粉は低いペースト温度(PT)を示した。これらの特徴は,誘導されたイネの澱粉ブランチング酵素I遺伝子(Sbe1)突然変異体のものと同様であった。KurnaiとHiderishirazu-D品種のbe1における多型を検出し,これらを用いてBEI欠損を持つ系統や品種の選抜育種に適したPCRマーカーを開発した。自然発生あるいはBEI欠損系統誘導の両方で処理したワキシーイネでのBEI欠損の利用可能性を検討した。BEI欠損系統から調製した餅は,機能的BEI系統からのものに比べて,長期間その柔らかさを保持した。この結果は,BEI欠損ワキシーイネはワキシー米製品のシェルフライフを延長し,品質を改善することができることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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稲作  ,  酵素生理  ,  多糖類  ,  作物の品種 

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