抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バイオ系論文で頻用される単位の中で,誤解の多い分子量と質量の単位について解説した。まず,分子量に単位が不要であることについて,不適切な電気泳動像縦軸ラベル表記法および望ましい電気泳動像縦軸ラベル表記法を示し,実例紹介した。次に,炭素の原子量の計算式を挙げ分子量について,kDaを単位として用いることが不適切な表記例と適切な表記例を表としてまとめた。また,「キロ」を単独で用いることは不可であることを論じた後,分子量に関するもう一つの誤用として,分子量は全ての化学物質に対して使用可能な用語ではないことを述べた。さらに,Da(ダルトン)の起源について,Daの定義について解説した。