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J-GLOBAL ID：201302202952405574   整理番号：13A0013484

経験的サイト増幅・位相特性を考慮した強震動推定手法に基づく2005年福岡県西方沖の地震における玄界漁港での地震動の評価

STRONG MOTION ESTIMATION AT THE GENKAI FISHING PORT DAMAGED BY THE 2005 WEST OFF FUKUOKA PREFECTURE EARTHQUAKE (M_J7.0) BASED ON EMPIRICAL SITE AMPLIFICATION AND PHASE EFFECTS

著者 (3件)： 秦吉弥 (日本工営株式会社 中央研究所) ,  一井康二 (広島大学大学院 工学研究院) ,  酒井久和 (広島工業大学 工学部建築工学科)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： 242-247 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2005年3月に発生した福岡県西方沖の地震(M_J7.0)では,震源に最も近い玄界島において甚大な被害が発生した.玄界漁港では岸壁の被災,漁港背後に迫る急傾斜地では斜面崩壊などが数多く発生した.この経験を踏まえた今後の漁港施設や斜面の耐震性評価などのためにも,玄界漁港における工学的基盤相当の地震動を評価することは非常に重要である.そこで本研究では,玄界漁港での常時微動計測結果および気象庁による地震観測結果などに基づいて,玄界漁港におけるサイト特性を評価した.そして,経験的サイト増幅・位相特性を考慮した強震動推定手法を用いて玄界漁港の工学的基盤相当での地震動を推定した.(著者抄録)

シソーラス用語： 大地震 ,  地盤 ,  構造物 ,  *地震動 ,  *漁港 ,  地震記象 ,  耐震性 ,  特性 ,  地震観測 ,  常時微動 ,  岩盤
準シソーラス用語： 2005年福岡県西方沖地震 ,  *サイト特性 ,  工学的基盤 ,  常時微動測定

分類 (2件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (14件)：

• たとえば,(社)土木学会西部支部:2005 年福岡県西方沖地震被害調査報告書,230p., 2005.
• 三宅弘恵,纐纈一起,田中康久,坂上実,石垣祐三:福岡県西方沖地震・玄界島の強震動の再現,月刊地球,Vol.29, No.2, pp.111-115, 2007.
• (社)日本港湾協会:港湾の施設の技術上の基準・同解説(上巻),国土交通省港湾局監修,pp.336-341, 2007.
• 三上信雄,佐伯公康,西本敦範,藤井照久,大槇正紀:漁港施設の耐震設計におけるサイト特性の影響に関する研究,日本水産工学会学術講演会,pp.59-62, 2009.
• 野津厚,長尾毅,山田雅行:経験的サイト増幅・位相特性を考慮した強震動評価手法の改良,土木学会論文集 A, Vol.65, No.3, pp.808-813, 2009.

タイトルに関連する用語 (11件)： 経験 ,  サイト増幅 ,  位相特性 ,  強震動 ,  推定 ,  手法 ,  福岡 ,  地震 ,  漁港 ,  地震動 ,  評価