抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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チャクチ海はベーリング海峡と北極海海盆域の間に位置する比較的水深が浅い海域である。ベーリング海峡から流入した太平洋水は,チャクチ海内で変質を受けて,海盆域に流出している。特に,海氷が融解する春から秋にかけては,高温の夏季太平洋水が,チャクチ海を通過する間に太陽放射による加熱を受け,その熱量が大きく増加すると考えられる。しかし,チャクチ海では,短波放射の現場観測が少なく,再解析短波放射データもモデル毎の差が大きいため,太陽放射加熱の絶対量はよく分かっていない。そこで本研究では,再解析データと現場データの比較を行うことで,チャクチ海の太陽放射加熱量を見積もり,その経年変動を検討した。(著者抄録)