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J-GLOBAL ID:201302203817221010   整理番号:13A0992797

低毒性塩類と過酸化水素および加熱との組合せによるレモン収穫後の病害防除

Control of lemon postharvest diseases by low-toxicity salts combined with hydrogen peroxide and heat
著者 (8件):
資料名:
巻: 83  ページ: 17-21  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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レモン収穫後の主な病害の防除に対するCuSO4存在下での加熱および過酸化水素処理と組合せたソルビン酸カリウム,重炭酸ナトリウムおよび亜リン酸カリウム処理の有効性を,人為的に感染させた果実で調べた。緑かび病と青かび病はいずれも傷から感染するが,過酸化水素処理後に続けて無機塩類溶液で処理することによって,溶液温度が25°Cでも防除できた。白かび病防除効果は塩類溶液単独では低かったが,過酸化水素処理後にソルビン酸カリウムもしくは重炭酸ナトリウム処理を50°Cでおこなうことにより飛躍的に効果が高まった。Phomopsis軸腐病はソルビン酸カリウムもしくは亜リン酸カルシウム処理を20°Cでおこなうことにより効果的に防除でき,Diplodia軸腐病は一部のみがソルビン酸カリウムにより防除可能であった。ソルビン酸カリウム処理もしくは過酸化水素+亜リン酸カリウム処理が最も効果的な処理であった。何故なら,第一にこれらの処理は溶液を加熱することなくほとんどの病害を防除できたからである。これらの処理は収穫後のカンキツ病害を実用的なレベルに防除できて従来の殺菌剤の代替に適しており,殺菌剤の効果の向上や殺菌剤抵抗菌株の防除などにも応用できると考えた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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果樹  ,  菌類による植物病害  ,  化学的防除  ,  微生物に対する農薬  ,  果実とその加工品 
物質索引 (1件):
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