抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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希薄気体中では,熱板の尖端付近において気体側から板側への定常的な流れが誘起されることが知られており,熱尖端流と呼ばれている。本研究では,この熱尖端流が周りの気体温度分布に及ぼす影響を実験的に調べた。具体的には,熱板の近傍数点において気体温度を測定し,熱尖端流が生じる場合と,熱尖端流を遮るように仕切りを設置した場合についての温度差により,熱尖端流の影響を評価した。その結果,熱尖端流の流速が非常に小さい場合でも,温度場への影響がある程度有意に残ることが示された。(著者抄録)