文献
J-GLOBAL ID:201302204436234898   整理番号:12A1811804

2008年9月2~3日に伊吹-鈴鹿山脈沿いに形成された降水バンドの維持機構

Maintenance Mechanisms of a Precipitation Band Formed along the Ibuki-Suzuka Mountains on September 2-3, 2008
著者 (8件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 737-753 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
標題降水バンドによって濃尾平野に豪雨が発生した。JMAレーダ,JMAウィンドプロファイラ・レーダーのデータおよび2つのxバンド偏波ドップラーレーダによるデュアル・ドップラー解析データを使って標題機構を研究した。標題バンドは,9月2日12JSTから13時間停滞し,長さと幅はそれぞれ100および20kmでであった。1km以下の355K以上の相当温位を持つ下層暖湿南東風は山脈の東斜面に衝突し,連続的に降水セルに発達した。これらのセルは1km上方の南風によって北向きに伝播し,降水バンド形成に寄与した。この降水バンドの維持は低高度の南東風と中高度の南風による持続的な鉛直風シヤに由った。降雨バンド内の高降雨強度の特徴をデュアル・ドップラー解析によって検討した。高相当温位を持つ低高度南風は,伊吹-鈴鹿山脈とその枝脈である北北西~南南東向きの養老山脈との間で南向きに開く微細規模V字河谷に収束した。偏波レーダが描いた融解高度付近のあられ粒子及びその下方の多量の大雨滴がこの地域の増加した降水量の可能な原因であった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中小規模擾乱,降水特性 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る