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J-GLOBAL ID：201302204720928980   整理番号：13A0011237

長尺帯金物を用いた厚板工法による耐力壁の開発

DEVELOPMENT OF SHEAR WALL FOR PLANK SYSTEM WITH CROSSING STEEL BAR FASTENER

著者 (5件)： 南宗和 (京都大学生存圏研究所) ,  鄭基浩 (静岡大学教育学部) ,  北守顕久 (京都大学生存圏研究所) ,  森拓郎 (京都大学生存圏研究所) ,  小松幸平 (京都大学生存圏研究所)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 18  号： 39  ページ： 511-516 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スギ厚板を長尺金物を用いて連結して作った耐力壁の構造実験を行った。予め金物の装着溝を厚板に加工し組立てるものと,屋根や壁板に孔を開け金物を貫き通す工法を想定した。金物1個でスギ厚板を接合した部材のせん断試験を行い,金物厚さに比例する剛性が得られ,耐力は厚板の端距離に応じ,金物の厚さで変ることが判った。耐力壁の実大実験によって,先溝方式の壁の壁倍率は2.4~3.2,後溝方式では2.5であった。変形角1/15rad.でも耐力を維持する靭性があった。

シソーラス用語： スギ材 ,  *厚板 ,  *金属形材 ,  接続 ,  *耐力壁 ,  *建設工法 ,  地場産業 ,  住宅建設 ,  外壁 ,  屋根 ,  木構造 ,  軸組構造 ,  構造要素 ,  剪断試験 ,  板厚 ,  幅 ,  剛性 ,  耐荷力 ,  *実物大試験 ,  倍率 ,  測定データ ,  予測誤差 ,  靱性
準シソーラス用語： 壁倍率

分類 (1件)： 木構造  (RA04020P)

引用文献 (6件)：

• 1) 林野庁:平成 23年版森林・林業白書,全国林業改良普及協会,参考資料 p18,2011
• 2) 南 宗和,上田茉由,鄭基浩,北守顕久,小松幸平:スギ厚板を用いた羽目板工法耐力壁の開発(その 1)1P壁の水平せん断実験,日本建築学会 2010年度大会(北陸)学術講演集 C-1,pp357-358,2010.9
• 3) 土塗壁等告示に係る技術解説書作成編集委員会:土塗壁・面格子壁・落とし込み板壁の壁倍率に係る技術解説書第 1版,(財)日本住宅・木材技術センター,p142,2004
• 4) 木造軸組工法住宅の許容応力度設計 2008年版,(財)日本住宅・木材技術センター,pp331-353,pp565-574,2008
• 5) 南 宗和,北守顕久,鄭基浩,小松幸平:杉厚板を用いた「あらわし床」に床構面性能 - H型金物による面内剛性の向上,日本建築学会構造系論文集 74(644), pp1785-1793, 2009.10

タイトルに関連する用語 (5件)： 長尺 ,  厚板 ,  工法 ,  耐力壁 ,  開発