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J-GLOBAL ID：201302205829572724   整理番号：13A0012253

踏切の定時間警報制御に関する研究 -三線式交差誘導線を用いた列車位置検知方式-

Research into Warning Time Optimum Control for Level Crossing -Train Location Detector using Three-Inductive Wires-

著者 (2件)： 松村太陽 (日本大学) ,  小野隆 (日本大学)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 132  号： 10  ページ： 893-900 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 踏切の警報時間短縮のため列車の位置および速度の検出精度向上をはかる目的で3線式交差誘導線による位置制御を提案し模擬実験により低速走行時の踏切警報時間短縮が可能であることを示した。踏切の定時間警報制御のシステムを示し,区間最高速度,加速性能,警報開始後踏切進入の最小時間,位置速度の検出間隔,警報制御装置の応答時間等の前提条件による警報制御開始パターンと警報時間の短縮効果が捻架間隔が短いほど大きいことを示した。3線式交差誘導線による車上装置と地上装置を作製し受信レベルおよび伝送特性を示した。自動車を列車とした模擬走行実験を行った結果,列車の位置および速度の検出間隔を1/3倍に向上させ低速走行時の警報時間短縮可能性を示した。

シソーラス用語： *踏切 ,  *時間制御 ,  *警報 ,  列車制御 ,  *位置測定 ,  *列車 ,  走行試験 ,  速度制御 ,  静特性 ,  伝送線路工事 ,  電線
準シソーラス用語： 列車検知 ,  踏切制御 ,  位置検出 ,  撚架

分類 (1件)： 信号,保安  (TC01040Y)

引用文献 (6件)：

• TETSUO, F. Measures of a bottleneck railroad crossing. NIPPON SIGNAL Technical Journal. 2005, 29, 2, 27-32
• 松村太陽. 交差誘導線を用いた連続的な列車位置検知方式による踏切警報定間制御に関する研究. 電学論A. 2009, 129, 8, 500-506
• MATSUMURA, T. Research into a Continuous Type Train Location Detection Method with Three-inductive Wires for Warning Time Optimum Control of Level Crossing. SICE Annual Conference 2008. 2008
• 松村太陽. 三線式交差誘導線を用いた連続的な列車位置検知方式による踏切の定時間警報制御に関する研究-伝送特性-. 平成22年電気学会基礎・材料・共通部門大会. 2010, 467
• 佐々木敏明. 列車位置検知用交差誘導線. 日立評論. 1979, 61, 749-752

タイトルに関連する用語 (6件)： 踏切 ,  警報 ,  研究 ,  交差 ,  誘導 ,  列車位置検知