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J-GLOBAL ID：201302206729256228   整理番号：13A0064960

藻類から生ずるカロチノイドの機能特性

Functional properties of carotenoids originating from algae

著者 (4件)： CHRISTAKI Efterpi (Aristotle Univ. Thessaloniki, GRC) ,  BONOS Eleftherios (Technological Educational Inst. of Western Macedonia, Florina, GRC) ,  GIANNENAS Ilias (Aristotle Univ. Thessaloniki, GRC) ,  FLOROU-PANERI Panagiota (Aristotle Univ. Thessaloniki, GRC)
資料名： Journal of the Science of Food and Agriculture  (Journal of the Science of Food and Agriculture)
巻： 93  号： 1  ページ： 5-11  発行年： 2013年01月15日 
JST資料番号： C0351A  ISSN： 0022-5142  CODEN： JSFAAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カロチノイドは抗酸化性があり,一重項酸素による損傷をクエンチングして酸化ストレスから細胞を防御する機能が報告されている。カロチノイドは光合成植物,菌類,藻類により生合成される脂溶性化合物であり,一部はプロビタミンAとして作用する。近年,とくに食事性カロチノイドが注目されている。カロチノイドは大型藻類と微細藻類にも含まれ,本報告でカロチノイドの構造と分布,および抽出技術について解説する。食品用色素,抗酸化性,免疫強化などの機能から食品,飼料,化粧品,医薬品への応用が想定される。さらに,藻類の主なカロチノイドのアスタキサンチン,フコキサンチン,β-カロチン,ルテインとゼアキサンチンについて,分布,特性,機能をまとめている。結論として,藻類によるカロチノイドの生産は多くの利点がある。安価で生産し易く,環境に優しい。容易に高収率で抽出できて,原料と生産は季節変動の影響も少ない。藻類のカロチノイドは,天然の機能性素材の研究開発において,きわめて有望な資源である。

シソーラス用語： *藻類 ,  *カロチノイド ,  食品成分 ,  酸化防止 ,  ビタミンA ,  酸化防止剤 ,  食品 ,  共役ジエン ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジオール ,  ジケトン ,  ヒドロキシケトン ,  不飽和アルコール ,  第二アルコール
準シソーラス用語： 機能性成分

分類 (2件)： 海藻類  (FJ13030N) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (5件)： β-カロチン ,  アスタキサンチン ,  ゼアキサンチン ,  フコキサンチン ,  ルテイン

タイトルに関連する用語 (3件)： 藻類 ,  カロチノイド ,  機能特性