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J-GLOBAL ID：201302208422949911   整理番号：13A1892388

ステンレス鋼のフェムト秒レーザピーニング

Femtosecond Laser Peening of Stainless Steel

著者 (6件)： NAKANO Hitoshi (Kinki Univ., Osaka, JPN) ,  MIYAUTI Sho (Kinki Univ., Osaka, JPN) ,  BUTANI Nobuyuki (Kinki Univ., Osaka, JPN) ,  SHIBAYANAGI Toshiya (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TSUKAMOTO Masahiro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  ABE Nobuyuki (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of Laser Micro/Nanoengineering (Web)  (Journal of Laser Micro/Nanoengineering (Web))
巻： 4  号： 1  ページ： 35-38 (WEB ONLY)  発行年： 2009年04月 
JST資料番号： U0377A  ISSN： 1880-0688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： これまで報告されていないステンレス鋼のフェムト秒レーザピーニングを実証した。ここで使用した試験試料は市販のSUS304ステンレス鋼である。この試料を水で閉じ込めたプラズマ中の最大強度56TW/cm²のフェムト秒レーザ衝撃荷重下で調べた。Vickers微小硬度試験を使ってレーザピーニングで生じた残留応力と歪硬化をプロービングした。レーザピーニングSUS304の硬度はレーザ強度と単位面積当たりに照射されるレーザショット数の増加と共に増加した。フェムト秒レーザは数100マイクロジュール程度の極めて低いエネルギー照射でステンレス鋼の機械的性能を改善する可能性がある。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *フェムト秒 ,  *パルスレーザ ,  *ピーニング ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  微小硬さ ,  残留応力 ,  *歪硬化 ,  加工硬化 ,  パルスレーザ照射 ,  *フェムト秒レーザ
準シソーラス用語： *レーザピーニング ,  SUS304 ,  Vickers微小硬さ

分類 (2件)： 熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O) ,  レーザの応用  (BD04100V)

引用文献 (9件)：

• K. Ding and L. Ye: "Laser shock peening" (CRC press WP, 2006) Chapters 1 and 2. (Books)
• P. Peyre, L. Berthe, X. Scherpereel, and R. Fabbro: J. Mater. Sci., 33, (1998) 1421. (Journals)
• Y. Sano, M. Obata, T. Kubo, N. Mukai, M. Yoda, K. Masaki, and Y. Ochi: Mater. Sci. Eng. A, 417, (2006) 334. (Journals)
• B. C. Stuart, M. D. Feit, S. Herman, A. M. Rubenchik, B. W. Shore, and M. D. Perry: Phys. Rev. B, 53, (1996) 1749. (Journals)
• R. Le Harzic, D. Breitling, S. Sommer, C. Fohl, K. Konig, F. Dausinger, E. Audouard: Appl. Phys. A, 81, (2005) 1121. (Journals)

タイトルに関連する用語 (3件)： ステンレス鋼 ,  フェムト秒レーザ ,  ピーニング