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J-GLOBAL ID:201302209000591379   整理番号:13A0782570

富山湾における環境観測用センサネットワークの構築-III.-海水温観測システムの運用と課題-

A Build of the Sensor Network for an Environmental Observation in the Toyama Bay-III.-The Test Operation Result and Problem of a Sea Water-Temperature Observation System-
著者 (3件):
資料名:
号: 128  ページ: 153-159  発行年: 2013年03月25日 
JST資料番号: F0535A  ISSN: 0388-7405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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富山湾では海洋汚染防止,漁業,災害予測やその発生メカニズムの解明を目的として,「富山湾プロジェクト」に代表される,沿岸・海洋環境の季節的・場所的変動が計測されている。本文では,ワイヤレスセンサネットワーク(WSN)を用いた観測システムの技術的実証実験として富山湾沿岸部において2011年8月と2012年3月に海水温観測試験を実施した。得られた結論は次の通りである。1)複数のノードブイによって観測されたデータがMesh型ネットワークを介して海水温を同時に連続的に観測でき,本システムの有効性を確認した。2)基地局近くの中継ノードが停止すると,他のノードからの時間単位の受信率が大きく変動した。よって安定した受信率を確保するには基地局近くの中継ノードが重要である。3)海水温の測定誤差が3°C程度と精度については今後の改善が必要であるが,バイアス成分を除去できれば精度改善が可能である。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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海洋物理学一般 
引用文献 (10件):
  • (1) 財団法人環日本海環境協力センター編:北西太平洋地域海行動計画活動推進事業報告書,2010.
  • (2) 千葉元,古山彰一,横井幸治:船上CTD/ADCPシステムを用いた富山湾の海洋環境計測(環境系),日本建築学会北陸支部研究報告集(47),pp112-115,2004.
  • (3) 寺内元基,石坂丞二:衛星データを用いた富山湾における富栄養化のモニタリング,沿岸海洋研究,45(1),pp.43-49,日本海洋学会沿岸海洋研究部会,2007.
  • (4) 富山県水産情報システム:富山県地先の情報,http://www.fish.pref.toyama.jp/
  • (5) 富山県漁連急潮情報システムデータ速報,http://www6.ocn.ne.jp/~jftoyama/buoy/pc/index.html
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