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J-GLOBAL ID：201302209038980581   整理番号：13A0549261

超高層鋼構造建物の現場溶接接合部が有する耐震性能を検証するE-ディフェンス震動台実験

E-DEFENSE TESTS ON THE SEISMIC PERFORMANCE OF BEAM-TO-COLUMN MOMENT FRAME CONNECTIONS IN HIGH-RISE STEEL BUILDINGS

著者 (6件)： 岡崎太一郎 (北大 大学院) ,  松宮智央 (近畿大) ,  長江拓也 (防災科学技術研 兵庫耐震工セ) ,  福山國夫 (防災科学技術研 兵庫耐震工セ) ,  井上貴仁 (防災科学技術研 兵庫耐震工セ) ,  中島正愛 (京大 防災研)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 685  ページ： 569-578  発行年： 2013年03月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実大の鋼架構を2体建設し,それぞれの架構に21階建ての建物と同じせん断振動特性を付与し,E-ディフェンス震動台で加振した。その結果,1)超高層鋼構造建物は,長周期地震動によって降伏限内外の小振幅変形を極めて多く経験し,最大層間変形が0.02ラジアンに至らなくても,1970年代の設計詳細と現場溶接技術で施工された柱梁接合部は損傷する危険性があり,損傷は梁下フランジを柱に接合する完全溶込み溶接の近傍に集中すること,2)現場溶接部は工場接合部と比較して,破断までの累積塑性回転が10分の1程度しかなく,性能のばらつきも極めて大きいこと,などが分かった。

シソーラス用語： *超高層建築 ,  *鋼構造 ,  現場溶接 ,  *耐震性 ,  性能評価 ,  振動台試験 ,  実物大試験 ,  実験装置 ,  地震動 ,  長周期地震波 ,  *柱梁接合部 ,  ウェブ【構造】 ,  応力分布 ,  角度 ,  曲げモーメント ,  モーメント分布 ,  損傷 ,  破面 ,  歪分布 ,  曲げ ,  耐荷力 ,  塑性変形 ,  変形ポテンシャル ,  破壊モード ,  補強 ,  長周期地震動 ,  層間変形角
準シソーラス用語： E-ディフェンス

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  金属構造  (RA04050W)

タイトルに関連する用語 (9件)： 高層 ,  鋼構造 ,  建物 ,  現場 ,  溶接接合部 ,  耐震性能 ,  検証 ,  E-ディフェンス ,  実験