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J-GLOBAL ID：201302209070568676   整理番号：13A1873113

超臨界流体による熱可塑性エラストマーの射出発泡成形に関する研究

著者 (3件)： 柿島浩徳 (金沢工大 大学院) ,  瀬戸雅宏 (金沢工大 大学院) ,  山部昌 (金沢工大 大学院)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 25  号： 12  ページ： 585-591  発行年： 2013年11月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高圧下で超臨界状態にした二酸化炭素および窒素などのガスを発泡剤としてエラストマーに溶解させ,急激に減圧させることで射出発泡成形した。ショートショットによる成形不良品を最も少なくする成型条件を検討した。また連続成形における安定した成形プロセスを実現する因子も調べた。結果,1)溶解度の異なるガス(窒素)を用いて連続成形したところ,樹脂に対する溶解度が他の気体に比べて高い炭酸ガスを用いれば,気泡を数多く生成させ,成形品の軽量化も可能であることを確認した。2)成形プロセスの安定化のためには,従来考えられていたガスの注入圧よりも,樹脂に対するガスの溶解度による因子が支配的であると推測した。

シソーラス用語： *熱可塑性ゴム ,  *超臨界流体 ,  二酸化炭素 ,  射出成形 ,  発泡成形 ,  溶解度 ,  安定化 ,  超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： *射出発泡成形 ,  *熱可塑性エラストマ

分類 (1件)： 発泡成形  (YH04070U)

引用文献 (7件)：

• 1) 山田岳大,小熊広之,村田泰彦,横井秀俊:埼玉県産業技術総合センター研究報告,8,73(2010)
• 2) 山田岳大,村田泰彦,横井秀俊:成形加工,21(10),633(2009)
• 3) 福田順平,近藤英一:日本機械学会関東支部第11期総会講演会講演論文集,277(2005)
• 4) 山田岳大,村田泰彦,横井秀俊:埼玉県産業技術総合センター研究報告,6,106(2008)
• 5) 新保實,小沢道秀,西野広平,三澤章博:成形加工,23(11),685(2011)

タイトルに関連する用語 (4件)： 超臨界流体 ,  熱可塑性エラストマー ,  射出発泡成形 ,  研究