抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アルコール/水を蒸留手法を利用することなく濃縮できる手法として,繊維シートによる濃縮挙動について解説した。パーベーパレーション(アルコール/水の液液分離の一つに,セルロース系の孔のない高分子シートを用いた方法で,エタノール水溶液からエタノール成分を分離できる),バルカナイズドファイバーシートによるアルコール/水のパーベーパレーション(バルカナイズドファイバーは紙でありながら,強靭さを兼ね備えた素材であり,製造された原紙を塩化亜鉛溶液に浸漬・積層し,繊維を膨張・溶解させた後,水洗で塩化亜鉛を除去後,乾燥およびカレンダ工程を経てできる強靭なシート素材である)およびキトサン/パルプ繊維シートによるアルコール/水のパーベーパレーション分離(3メチル無水グルタミン酸を利用することで,セルロースパルプとキトサンとを複合化してエタノール水溶液のパーベーパレーション濃縮について検討している)について詳述した。