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J-GLOBAL ID:201302209869769917   整理番号:13A1657253

配電系統における太陽光発電大量導入時の短時間先電圧変動予測を用いたLRT制御手法

LRT Operation Based on Short-Term Voltage fluctuation forecast in Distribution Systems
著者 (4件):
資料名:
巻: PE-13  号: 78-83.122-135 分冊2  ページ: 25-30  発行年: 2013年09月11日 
JST資料番号: F0788B  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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配電系統の電圧制御は,配電用変電所に設置されている負荷時タップ切替変圧器(LRT)でのタップ切り替えが広く用いられているが,電圧変動の急峻な太陽光発電(PV)の大量連系に対応して,高速できめの細かい制御をするための静止型無効電力補償装置(SVC)や分散型電源による無効電力制御が補完的に用いられる。しかし,これまでの事例ではPVの出力変動による電圧変動が発生した後で制御を施す,あるいは出力変動に起因する電圧変動を抑えるようにPVの運転力率を調整するなど,PVの出力変動に対して事後的に対策を行うものがほとんどである。そのため,動作の緩慢なLRTの補助として用いられるSVCや分散型電源の負担が大きくなる傾向があった。これに対して,PVの出力変動をあらかじめ予測し,それに基づいて各需要家の電圧変動を予測することができれば,その情報に基づいてLRTを先行的に動作させることによって,より効果的な電圧制御が実現できると考えられる。また,それにより設置コストが高いSVCや分散型電源の導入を抑える効果も期待されることから,LRTそのものの制御性を高めることは極めて有用であるといえる。そこで,本論文では,配電系統の住宅地域におけるPVの大量導入に対し,適切な電圧管理を行うための新たなLRT制御手法を提案した。この手法は,センサ付き開閉器(ITSW)などからオンラインで得られる電力潮流情報を利用して短時間先の電圧変動を予測し,必要に応じてLRTに動作指令を与えるというものである。シミュレーションの結果,従来からの線路電圧降下補償器(LDC)方式によるLRT制御に比べ,適切な電圧管理を実現できることを確認した。
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分類 (3件):
分類
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電力系統一般  ,  配電(事業者側)  ,  太陽光発電 
引用文献 (10件):
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