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J-GLOBAL ID：201302209872848585   整理番号：13A0954965

La₄Ni_3-xCu_xO₈およびNd_4-ySm_yNi₃O₈の電子特性と磁性

Electronic and magnetic properties of La₄Ni_{3- x} Cu _x O₈ and Nd_{4- y} Sm _y Ni₃O₈

著者 (4件)： SAKURAI Yoshiki (Dep. of Physics, Fac. of Engineering, Yokohama National Univ., Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, JPN) ,  CHIBA Narihiko (Dep. of Physics, Fac. of Engineering, Yokohama National Univ., Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, JPN) ,  KIMISHIMA Yoshihide (Dep. of Physics, Fac. of Engineering, Yokohama National Univ., Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, JPN) ,  UEHARA Masatomo (Dep. of Physics, Fac. of Engineering, Yokohama National Univ., Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, JPN)
資料名： Physica C. Superconductivity and Its Applications  (Physica C. Superconductivity and Its Applications)
巻： 487  ページ： 27-30  発行年： 2013年04月15日 
JST資料番号： T0580A  ISSN： 0921-4534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新奇な層状のニッケル酸塩,La₄Ni₃O₈,の電子状態を調整し,更に超電導を導出するために,La₄Ni₃O₈におけるNiの代わりにCuをドープし,La₄Ni₃O₈におけるLaをNdに置き換え,Nd₄Ni₃O₈におけるNdに代えてSmをドープした。結果として得られたLa₄Ni_3-xCu_xO₈およびNd_4-ySm_yNi₃O₈の電子特性と磁性を研究した。La₄Ni_3-xCu_xO₈系において,Cuのドーピング量を増すと,a(c)-軸の長さが増大(減少)し,同時に電気抵抗率が増大することが分かった。Nd_4-ySm_yNi₃O₈系では,LaをNdで置き換え,またNd₄Ni₃O₈にSmをドープすることによって格子が縮小するために,電気抵抗率を巧く低下させることができた。結論として,化学的圧力によって誘起されるa-軸長の縮小が電気抵抗率を有効に低下させ,物理的圧力を加えると,Nd_4-ySm_yNi₃O₈においても超電導が実現されることが強く期待される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化物 ,  ランタン化合物 ,  *ニッケル化合物 ,  *銅化合物 ,  ネオジム化合物 ,  サマリウム化合物 ,  *超伝導体 ,  磁性 ,  置換型原子 ,  ドーピング ,  電気抵抗率 ,  濃度依存性 ,  格子定数 ,  ニッケル酸塩 ,  層状化合物 ,  X線回折 ,  *磁化率 ,  温度依存性

分類 (2件)： 酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (2件)： 電子 ,  磁性