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J-GLOBAL ID：201302210026881284   整理番号：13A0676164

レベルセット法とフェーズフィールド法の考え方に基づく磁歪アクチュエータ問題のトポロジー最適化

Topology Optimization of Magnetostrictive Actuator Problems Based on the Ideas of Level Set Method and Phase Field Method

著者 (5件)： 三品雅宏 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  加藤峰教 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  永井学志 (岐阜大 工) ,  山田崇恭 (京大 大学院工学研究科) ,  西脇眞二 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 A編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A (Web))
巻： 79  号： 798  ページ： 164-176 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0182A  ISSN： 1884-8338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,線形磁歪アクチュエータ問題-変位場と磁場の相互連成-に対するトポロジー最適化手法を提案するものである。このトポロジー最適化手法自体は弾性問題等を例としてすでに提案されているものであり,レベルセット関数による陰的な形状表現にくわえて,フェーズフィールド法の界面エネルギの考え方,すなわちレベルセット関数の空間2階微分を加味することで問題の正則化と形状の滑らかさの制御を同時解決するものである。したがって,本論文の新規性は具体的に,(1)線形磁歪問題に対する有限要素定式化の整理と,(2)この問題へのトポロジー最適化手法の適用である。(著者抄録)

シソーラス用語： *磁歪 ,  *アクチュエータ ,  位相幾何学 ,  *最適化 ,  変位 ,  場 ,  磁場 ,  表面エネルギー ,  形態 ,  出力 ,  応力テンソル ,  境界条件 ,  界面 ,  離散系 ,  *改変

分類 (2件)： 磁性材料  (NA04040H) ,  電気式制御機器  (IC02020Y)

引用文献 (19件)：

• (1) Grunwald, A. and Olabi, A. G., “Design of a magnetostrictive (MS) actuator”, Sensors and Actuators A, Vol.144 (2008), pp.161-175.
• (2) Karunanidhi, S. and Singaperumal, M., “Design, analysis and simulation of magnetostrictive actuator and its application to high dynamic servo valve”, Sensors and Actuators A, Vol.157 (2010), pp.185-197.
• (3) Silva, E. C. N., Nishiwaki, S. and Kikuchi, N., “Design of Piezocomposite Materials and Piezoelectric Transducers Using Topology Optimization - Part II”, Archives of Computational Methods in Engineering, Vol.6, No.3 (1999), pp.191-222.
• (4) 西脇眞二, Silva, E. C. N., 関口美奈子, 菊池昇, “柔軟性を考慮した構造の最適化(第4報,ピエゾ材料を用いたアクチュエータの創成)”, 日本機械学会論文集C編, Vol.64, No.626 (1998), pp.51-59.
• (5) 山田崇恭, 山崎慎太郎, 西脇眞二, 泉井一浩, 吉村允孝, “レベルセット法に基づくコンプライアント熱アクチュエータの構造最適化”, 日本計算工学会論文集, No.20080007 (2008)

タイトルに関連する用語 (6件)： レベルセット法 ,  フェーズフィールド法 ,  磁歪 ,  アクチュエータ ,  問題 ,  トポロジー最適化