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J-GLOBAL ID：201302210620034206   整理番号：13A1892635

電気防食を適用した地中送電洞道の劣化対策事例

Deterioration Countermeasures of Power Transmission Tunnels using Cathodic Protection

著者 (4件)： 石塚正寿 (東京電力) ,  小椋明仁 (東京電力) ,  桑原弘昌 (東京電力 パワーグリット・カンパニー) ,  大久保謙治 (化工建設)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 44  号： 12  ページ： 925-932  発行年： 2013年12月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昭和48年に竣工した地中送電洞道(M洞道)の漏水と塩害に着目して補修工事について報告した。M洞道は,高速道路,地下鉄に近接した2層ボックス構造である。劣化状況の詳細調査の結果から,鉄筋腐食に至った支配的な劣化機構を塩害と判断し,劣化進行過程により補修工法と補助工法を選定した。電気防食工法では,外部電源方式による防水機能を有する陽極貼付け方式を採用した。その他,断面修復材の選定,止水工および検査などについて要注意点を列挙した。

シソーラス用語： *電気防食 ,  劣化 ,  *洞道 ,  送電線 ,  *カルバート ,  水漏れ ,  塩害 ,  建設材料 ,  建設工法 ,  方式 ,  陰極防食 ,  アノード ,  腐食 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  金属腐食
準シソーラス用語： *ボックスカルバート ,  外部電源方式 ,  止水工 ,  断面修復材 ,  地中送電線 ,  鉄筋腐食

分類 (2件)： トンネルの保守と付帯設備,その他  (RC05060U) ,  防食  (WB03040M)

引用文献 (2件)：

• 土木学会編:電気化学的防食工法 設計施工指針(案),コンクリートライブラリー,No.107,土木学会,2001.11.
• 鹿島篤志・佐藤唯・山本誠・皆川浩・久田真:FEM解析による電気防食工法の電流と分極分布の再現性に関する実寸大供試体を用いた検討,日本材料学会,第12回コンクリート構造物の補強,アップグレードシンポジウム,2012.

タイトルに関連する用語 (5件)： 電気防食 ,  地中 ,  送電 ,  洞道 ,  対策