分散戦略:高度なコンポジットのための樹枝状カーボンナノチューブネットワーク分散系

KOBASHI Kazufumi; ATA Seisuke; YAMADA Takeo; FUTABA Don N.; YUMURA Motoo; HATA Kenji; HATA Kenji

文献

J-GLOBAL ID：201302210621943099 整理番号：13A0660924

分散戦略:高度なコンポジットのための樹枝状カーボンナノチューブネットワーク分散系

A dispersion strategy: dendritic carbon nanotube network dispersion for advanced composites

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資料名：
巻： 4 号： 2 ページ： 727-733 発行年： 2013年02月
JST資料番号： W2340A ISSN： 2041-6520 CODEN： CSHCBM 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

高度なコンポジットを作製するための,単離されたカーボンナノチューブ(CNT)の分散系からの典型的に望まれていない沈殿物である,溶液中のCNT凝集体を利用した戦略を提案した。提案したCNT分散プロセス戦略では,非常に長い(100μmから1mmまで)単層カーボンナノチューブ(SWNT)フォレストが絡み合ったSWNT凝集体として懸濁され,高濃度で非常に安定なSWNT懸濁液を作製した。自然に観測されるもの,例えば葉脈および鉱脈と類似のパターンをもつ樹脂状SWNTネットワークを形成することによって,SWNT凝集体が伝導性および機械的に強化されたコンポジットに対して有益であった。得られた結果から,2つのCNT分散戦略,すなわち単離されたCNT,および樹脂状CNT凝集体が相補的であり,各々が別個の利点および欠点を示し,異なる使用に向けた応用性を有することが示された。

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炭素とその化合物

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