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J-GLOBAL ID：201302210736369205   整理番号：13A1516348

バルク熱電材料への「ハイスループット(high-throughput)」なアプローチ

著者 (2件)： 池田輝之 (茨城大 工) ,  太田弘道 (茨城大 工)
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 83  号： 10  ページ： 870-876  発行年： 2013年10月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近,熱電材料研究では,多くの構成元素を含む複雑な物質が研究されるようになってきた。このような研究にあたり,手っ取り早く状態図の必要な情報を手に入れたり,材料特性の組成依存性を調べる必要が出てきたりする。通常の熱電材料の研究では,均一な組成の試料を用いる。しかし,組成が連続的に変化する「傾斜組成」の試料を用いることによって,研究を効率的に進めることができる。本稿では,一方向凝固法により組成傾斜をもつバルク試料を作製し,その一つのバルク試料から状態図や相変態,あるいは熱電特性の組成依存性といったさまざまな情報を得る方法を紹介した。1)「ハイスループット」な方法,2)一方向凝固による組成傾斜試料の作製,3)状態図・材料組成マッピング,4)特性マッピング。

シソーラス用語： *熱電材料 ,  熱電気変換 ,  電気特性 ,  研究開発 ,  材料設計 ,  スループット ,  傾斜機能材料 ,  *一方向凝固 ,  状態図 ,  相変態 ,  キャラクタリゼーション ,  分配係数 ,  濃度分布 ,  輸送係数
準シソーラス用語： Seebeck係数 ,  *ハイスループット実験 ,  マッピング ,  *傾斜組成 ,  組成依存性 ,  熱電特性 ,  熱電変換

分類 (1件)： 熱電デバイス  (NC03090J)

タイトルに関連する用語 (3件)： バルク ,  熱電材料 ,  ハイスループット