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J-GLOBAL ID:201302210763158410   整理番号:13A0528565

伝導冷却マグネットを指向したビスマス系ならびにイットリウム系高温超電導テープ導体の伝熱特性

Thermal Conduction Characteristics of Bi- and Y-system Tape ConductorsAiming at Conduction-cooled Magnet
著者 (5件):
資料名:
巻: 47  号: 10  ページ: 597-604 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: S0846A  ISSN: 0389-2441  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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宇宙探査時の宇宙機の動力源として太陽風プラズマを用いた磁気コイルの推進力に用いる高温超伝導マグネットの候補材料,ビスマス系ならびにイットリウム系線材の熱拡散率および伝熱特性を調べている。比較のためCuテープ材も調べた。いずれも厚み0.11ないし0.18mm厚みの線材を1.2mmないし1.6mmの束として評価した。長さ方向を調べるには両端冷却系を用い,線材厚み方向を調べるにはバンドルの下面均一冷却系を用いている。前者の解析には2次元熱伝導方程式を,後者には1次元伝熱方程式によった。ヒータ入熱による線材束の上下面の温度差ΔTを初期温度をパラメータにして実験的に求めたところ初期温度が低いほどΔTが大きくなった。中でもY系線材束において大きなΔTを示し伝熱特性が悪いことが予測できた。これを確認するため,解析でY系材料の長さ方向のみならず厚み方向での見積もり熱拡散性率は非常に低く,Bi系,Cuと比べY系の熱拡散率は約5桁も低いことがわかった。このことが応用上Y系においてホットスポット形成に寄与し焼損の一因になることが予想され,利用上は高い均一性の冷却や発熱に配慮した設計が要求されるとした。
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分類 (1件):
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酸化物系超伝導体の物性 
引用文献 (8件):
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