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J-GLOBAL ID：201302210821310384   整理番号：13A0838376

KEK-LUCXにおけるレーザーコンプトン散乱小型X線源の開発

著者 (9件)： 坂上和之 (早稲田大 理工学術院) ,  ARYSHEV Alexander (高エネルギー加速器研究機構) ,  荒木栄 (高エネルギー加速器研究機構) ,  浦川順治 (高エネルギー加速器研究機構) ,  武田彩希 (総合研究大学院大) ,  照沼信浩 (高エネルギー加速器研究機構) ,  福田将史 (高エネルギー加速器研究機構) ,  三好敏喜 (高エネルギー加速器研究機構) ,  鷲尾方一 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 加速器  (Journal of the Particle Accelerator Society of Japan)
巻： 10  号： 1  ページ： 32-42  発行年： 2013年04月30日 
JST資料番号： L5541A  ISSN： 1349-3833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高エネルギー加速器研究機構の小型電子加速器(LUCX)施設ではレーザCompton散乱(LCS)を利用した小型X線源を開発している。本報では,まず同施設の加速機システム(特にアップグレード後のビームパラメータ),LCS衝突用レーザ蓄積共振器のアップグレード用に設計・製作した4枚ミラー平面光蓄積共振器,について説明する。次いで,開始されたLCS・X線生成試験について,予想されるX線の特性,従来のMCP検出器を用いたX線の計測,KEKで開発が進められているSOIピクセルセンサを用いたX線の計測と利点,総量としてこれまでの30倍以上のX線強度である6.38×10⁶ph./secを達成したこと,を述べる。

シソーラス用語： *X線源 ,  小型 ,  *Compton散乱 ,  レーザビーム
準シソーラス用語： *レーザCompton散乱

分類 (1件)： X線技術  (BA02060D)

引用文献 (15件)：

• 1) K. Sakaue, et al., "Observation of pulsed x-ray trains produced by laser-electron Compton scatterings", Rev. Sci. Instrum., 80 (2009) 123304 1-7.
• 2) K. Sakaue et al., "First refraction contrast imaging via Laser-Compton Scattering X-ray at KEK" , AIP Conf. Proc. 1466, 272 (2012).
• 3)M.Fukudaetal.,"KEKにおけるレーザーコンプトン散乱を用いた小型X線源の開発の現状とアップグレード計画",日本加速器学会誌,Vol.9,No.3,2012,156-164.
• 4) K. Sakaue, et al., "Development of a laser pulse storage technique in an optical super-cavity for a compact X-ray source based on laser-Compton scattering", Nucl. Instrum. Meth., A637 (2011) S107-S111.
• 5)TMiyoshi,"SOI技術を用いた新しいピクセルセンサー開発の最近の進展",高輝度光子ビーム源開発室ニュース,Vbl.6,2011,2-6.

タイトルに関連する用語 (4件)： KEK ,  レーザーコンプトン散乱 ,  X線源 ,  開発