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J-GLOBAL ID:201302212084374760   整理番号:13A1763605

バイオディーゼル生産のための酵母,Pseudozyma TYC-2187による粗グリセロールのトリアシルグリセロールへの効率的変換

Efficient Conversion of Crude Glycerol into Triacylglycerol by the Yeast Pseudozyma sp. TYC-2187 for Biodiesel Production
著者 (5件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 605-612 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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粗グリセロールはバイオディーゼル生産の副産物である。ここでは炭素源として粗グリセロールを用いて元気に生育する酵母菌種を単離し,トリアシルグリセロール(TG)生産に対する培養条件の影響について試験した。野生のブドウから単離し,Pseudozymaと同定したTYC-2187は他のPseudozyma菌種より効率良く高濃度の粗グリセロールをTGに変換した。26S rRNA遺伝子のD1/D2ドメインの配列分析の結果は,TYC-2187がPseudozymaの他の菌種から派生した,という事を示唆していた。TYC-2187のTG収率を最大化する最適培養温度および培地の最適初期pHはそれぞれ25°CおよびpH6.0であった。最適窒素源は酵母エキスであり,最適濃度は10g/Lであった。酵母を最適条件下で48時間培養した場合の最適グリセロール濃度は80g/Lであった。TG収率は48時間でピーク値15.7g/Lに達し,その後66時間までこのレベルを維持した。加えて培地中のほとんどのグリセロールが48時間で消費された。リノール酸メチルエステル含量,ヨウ素価およびセタン価を含め,TYC-2187によって生産されたTGの脂肪酸組成はバイオディーゼル基準に従っていた。これらの結果は,TYC-2187酵母菌株は粗グリセロールを用いたバイオディーゼルの生産に適したTGを生産できる,という事を示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  微生物代謝産物の生産 
引用文献 (29件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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