抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1×1ゴム編編成過程の数式モデルと,この編成域での結び目による糸切れ発生機構とをもとに,1×1ゴム編編成域での結び目による糸切れ率を予測する数学モデルを提案した。この数学モデルをもとに,結び目の引掛る率と結び目による糸切れ率が計算できるプログラムを作成した。このプログラムの唯一の未知数である,カムの踏みを外れた針に保持されたループの後続部分の糸張力の値を任意に選ぶことにより,結び目による糸切れ率の計算値は,綿糸と梳毛糸の1×1ゴム編地での結び目による糸切れ率の実験値とよく一致した。結び目の引掛りの初期位置と結び目の引掛りうる区間の長さ,結び目が引掛かった後の極大糸張力の最大値と個数,結び目の引掛かる率と結び目による糸切れ率に及ぼすカム引込量,カム角度,カムの踏みの長さ,給糸張力および結び目の種類の影響について理論的に解析し,さらに,結び目による糸切れ率に及ぼす巻取荷重の影響について実験的に検討した。