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J-GLOBAL ID：201302212290952630   整理番号：13A0013776

ウッドバイオリファイナリー 3.木材成分物質の炭素変換

Wood Biorefinery III: Carbon Conversions of Wood Component Materials

著者 (1件)： 木島正志 (筑波大学数理物質系物質工学域・学際物質科学研究センター (TIMS))
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 61  号： 9  ページ： 803-809 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球環境保全の観点から炭素循環の模式図を示し,木質バイオマスから高機能炭素を合成することの重要性をウッドバイオリファイナリーの観点から説明した。木質バイオマスを比較的低温で炭素化する技術が注目されており,木材の熱分解による炭素化,木材成分物質の熱分解過程を概説し,バイオマスの水熱処理について解説した。さらに,繊維状炭素,粒子状炭化物,炭素膜,多孔性炭素といった機能性炭素への変換技術について解説した。

シソーラス用語： 環境保全 ,  地球環境 ,  炭素循環 ,  *木材 ,  *炭化 ,  炭素化合物 ,  バイオマス ,  機能材料 ,  熱分解 ,  熱処理 ,  水熱合成 ,  炭素 ,  薄膜
準シソーラス用語： *ウッドバイオリファイナリー ,  水熱処理 ,  炭素膜

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

引用文献 (40件)：

• 1) Edited by S. Saka, “Biomass, energy, and environment”, p.11 (2001) ipc.
• 2) M. Inagaki, Edited by M. Iyoda, T. Enoki and Y. Tamaura, “Tanso no jiten”, pp.148-166 (2007) Asakura Shoten.
• 3) Edited by Nihonmokuzai Gakkai, “Mokushitsu no kagaku”, (2010) Buneido Shuppan.
• 4) T. Shibamoto and A. Kuriyama, “Mokuzaitanka” (1952) Asakura Shoten.
• 5) A. Kuriyama, “Mokuzai no tankakatei ni kansuru kenkyu (A study on the carbonization process of wood)”, Ringyoshikenjyo kenkyuuhoukoku (Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute), No.304, pp.7-76 (1979).

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオリファイナリー ,  木材 ,  物質 ,  炭素