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J-GLOBAL ID：201302214296065590   整理番号：13A1452488

触媒としてPd-スピロ-ビス(イソキサゾリン)の使用による3-アルケン酸の5-Endo-trig型環化反応のDFT研究 選択性と反応性の両方に対する剛直なスピロ骨格の重要性

DFT Study of a 5-endo-trig-Type Cyclization of 3-Alkenoic Acids by Using Pd-Spiro-bis(isoxazoline) as Catalyst: Importance of the Rigid Spiro Framework for Both Selectivity and Reactivity

著者 (7件)： GABR Randa K. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  HATAKEYAMA Takuji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKENAKA Kazuhiro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TAKIZAWA Shinobu (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  OKADA Yoshihiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKAMURA Masaharu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SASAI Hiroaki (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 19  号： 29  ページ： 9518-9525  発行年： 2013年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キラル性パラジウム-スピロ-ビス(イソキサゾリン)複合体,Pd-SPRIX触媒による3-アルケン酸の5-endo-trig型環化反応の予想される反応機構を調査した。密度汎関数(DFT)計算を行った。結論として,1)Pd-SPRIXへのオレフィン部分の配位が,anti-oxipalladationによって律速の環化を始動させた後,7員環遷移状態を介したアセテート支援還元性β-H脱離によってγ-ブテノリドを供給した。2)エナンチオマー性は,Pd(II)中心へのSPRIX群のキレート化で作られたキラル環境下での最初の環化反応によって誘導された。とした反応機構を予測した。

シソーラス用語： *環化反応 ,  *スピロ化合物 ,  計算 ,  密度汎関数法 ,  不斉触媒 ,  パラジウム ,  反応機構 ,  アルケン ,  配位結合 ,  分離
準シソーラス用語： キラル分離 ,  密度汎関数計算

分類 (2件)： 反応速度論・触媒一般  (CB06010G) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I)

タイトルに関連する用語 (10件)： 触媒 ,  Pd ,  ビス ,  ケン酸 ,  環化反応 ,  DFT ,  研究 ,  反応性 ,  骨格 ,  重要性