文献

J-GLOBAL ID：201302216532092911   整理番号：13A0758352

光周波数コムを用いた波長分散分光

Optical Dispersion Spectroscopy using Optical Frequency Comb

著者 (5件)： NAKAMURA Masaichi (Nagaoka Univ. Technol.) ,  SHIMIZU Naoya (Nagaoka Univ. Technol.) ,  YAMAZAKI Toshiaki (Nagaoka Univ. Technol.) ,  ONO Hiroshi (Nagaoka Univ. Technol.) ,  SHIODA Tatsutoshi (Nagaoka Univ. Technol.)
資料名： Annual Meeting of the IEEE Photonics Society  (Annual Meeting of the IEEE Photonics Society)
巻： 2012  ページ： 737-738  発行年： 2012年 
JST資料番号： T0931A  ISSN： 1092-8081  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年の高速大容量光通信においては光ファイバ中の波長分散のビットエラー率に対する影響を考慮することが重要である。著者らは波長分散測定に使用できる光周波数コム(OFC)中の二つの縦波の相対的位相差を測定する新規な方法を2010年に報告している。この時のOFCの周波数間隔は2GHzであり,この周波数間隔は波長分散の分解精度は10ps/nmである。25GHzOFCを用いると,位相差の測定精度は2GHzOFCの1/12.5に向上させることができる。一方,ダイナミックレンジは201ps/nmになり,これは光ファイバ長の11.8kmに相当することになる。本研究では25GHzOFCを用いてダイナミックレンジは100kmに保ったまま,波長分散の測定分解能を<1ps/nmに改良することができることを示している。論文では波長分散の測定原理および実際の測定結果を報告している。

シソーラス用語： *周波数 ,  *分散【dispersion】 ,  *光通信 ,  通信 ,  誤り率
準シソーラス用語： ビットエラー率 ,  位相差 ,  光ファイバ通信 ,  *光周波数コム ,  高速通信 ,  *波長分散

分類 (1件)： 光通信方式・機器  (ND10000B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 光周波数コム ,  波長分散 ,  分光