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J-GLOBAL ID：201302217889322717   整理番号：13A0011246

薄肉鋼管で補強した鉄骨コンクリート合成柱の軸圧縮性状

AXIAL COMPRESSIVE BEHAVIOR OF CONCRETE ENCASED STEEL COMPOSITE COLUMN WITH STEEL JACKET

著者 (5件)： 藤本利昭 (日本大学生産工学部建築工学科) ,  小松博 (日本大学生産工学部建築工学科) ,  櫻田智之 (日本大学生産工学部建築工学科) ,  師橋憲貴 (日本大学生産工学部建築工学科) ,  三橋博巳 (日本大学理工学部建築学科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 18  号： 39  ページ： 565-570 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄筋の無い鉄骨コンクリート柱の外周を薄肉鋼管で被覆した合成柱の軸圧縮試験を行い,鋼管による拘束効果と普通コンクリートと再生コンクリートの違いを検討した。普通コンクリートと再生コンクリートを用いた合成柱の圧縮耐力は変らず,コンクリートの圧縮耐力,内蔵鉄骨の圧縮耐力,薄肉鋼管の圧縮耐力を加え合せたものであった。実物の設計にあたっては,コンクリートのスケール効果,鋼管の局部座屈を考慮する必要がある。

シソーラス用語： *鋼材 ,  *鋼管コンクリート構造 ,  *柱 ,  *圧縮試験 ,  実物大試験 ,  *再生コンクリート ,  圧縮強さ ,  *耐荷力 ,  薄肉構造 ,  角形鋼管 ,  破壊モード ,  残留歪 ,  拘束 ,  歪分布 ,  サイズ効果 ,  局部座屈 ,  *立体 ,  機械的性質 ,  強度

分類 (2件)： その他の構造材料による構造  (RA04060H) ,  柱  (HD03030S)

引用文献 (13件)：

• 1) 倉本洋:今伝えたいトピックス CES合成構造システム,建築雑誌,Vol.120,No.1535,pp.34-35,2005.7.
• 2) 河本裕行,堺純一:横補強鋼管を用いた鉄骨コンクリート柱材の弾塑性変形性状に関する研究,日本建築学会大会梗概集,2005年,C-1分冊,p.1053
• 3) 日本工業規格:JIS A 5022(再生骨材Mを用いたコンクリート),2007.3.
• 4) 藤本利昭,小松博,櫻田智之:再生骨材コンクリートの合成構造への適用に関する研究-中心圧縮性状-,日本建築学会技術報告集,第35号, pp.183-136,2011.2
• 5) 崎野健治,山口達也,中原浩之,向井昭義:コンクリート充填円形鋼管の中心圧縮耐力,構造工学論文集,Vol.48B,pp.213-236,2002.3

タイトルに関連する用語 (6件)： 薄肉 ,  鋼管 ,  補強 ,  合成柱 ,  軸圧縮 ,  性状