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J-GLOBAL ID:201302218275514152   整理番号:13A0235623

セルロースナノホイスカにより架橋されたゼラチンヒドロゲルの機械的熱的性質の改良

Improving the mechanical and thermal properties of gelatin hydrogels cross-linked by cellulose nanowhiskers
著者 (3件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 638-645  発行年: 2013年01月16日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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酸化セルロースナノホイスカで架橋したゼラチンマトリックスから成る優れた機械的特性をもつ再生な生体適合性ヒドロゲルの調製を報告した。アルデヒド含量の増加(0.062~0.230mmolg-1)と,ゼラチンとナノホイスカ間の化学的架橋の増加率(0.14~17%)を発見した。ゼラチンとセルロースナノホイスカ双方で構成される系を呈示したD2O膨潤ヒドロゲルに関する1H核磁気共鳴(NMR)T2緩和実験では,”屋根”プロトンの高率を表示したが,これはゼラチンとナノホイスカ間の増加する化学架橋接合点に部分的に起因していた。ヒドロゲル剛性の増加は局所鎖動力学のみならず,膨潤ゲルに影響を与え,純ゼラチンのそれに比べ相対的に吸水能力低下を示した。レオロジー測定からは,架橋ゲルの貯蔵弾性率(G′)は,純ゼラチンのそれに比べ150%上昇した。熱走査実験で観測されたとおり,化学架橋はゼラチンの溶融温度以上の熱分解に対してゲルの耐性を増加させた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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高分子固体の物理的性質 
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