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J-GLOBAL ID：201302218361010027   整理番号：13A1017678

リグノセルロース系バイオマスからの低環境負荷型バイオエタノール生産技術に関する研究~前処理技術開発を中心として~

著者 (7件)： 秀野晃大 (愛媛大 上級研究員セ) ,  川嶋文人 (愛媛大 農) ,  森田昌敏 (愛媛大 農) ,  坂西欣也 (産業技術総合研 バイオマス研究セ) ,  澤山茂樹 (産業技術総合研 バイオマス研究セ) ,  矢野伸一 (産業技術総合研 バイオマス研究セ) ,  遠藤貴士 (産業技術総合研 バイオマス研究セ)
資料名： 愛媛大学社会連携推進機構研究成果報告書
号： 6  ページ： 66-96  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： L5786B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来,環境保護の視点から石油代替のバイオエタノール生産が活発に行われたが,最近では第二世代バイオエタノールと呼ばれる木質系バイオマスからの生産技術開発が求められている。そこで,ヒノキを原料に,前処理,糖化,発酵,蒸留生成の各工程で,従来問題点とされた部分を修正し,低コスト,処理エネルギー消費量の低減などを中心に研究した。ここでは,リグノセルロースからバイオエタノールを生産するために,低コスト,高糖化率の環境低負荷型前処理方法の開発を目的に,混合溶媒によるアルコールオルガノソルプ処理と短時間ボールミル処理の組み合わせ,及び微量酸添加オルガノソルプ単独処理を試みた。この結果,これまでの処理方法と同等以上のグルコース収率を得て,ヒノキからの第二世代バイオエタノール生産の可能性を拡大できた。

シソーラス用語： リグノセルロース ,  *バイオマス ,  製品 ,  *脂肪族アルコール ,  *生物燃料 ,  生産技術 ,  前処理 ,  *技術開発 ,  *木質材料 ,  *ヒノキ ,  摩砕 ,  糖化 ,  原価低減 ,  エネルギー消費 ,  *木質バイオマス
準シソーラス用語： エネルギー消費量 ,  オルガノソルプ処理 ,  *バイオエタノール ,  バイオマス糖化 ,  ボールミル処理 ,  低コスト化 ,  低環境負荷型製品

分類 (4件)： 研究開発  (LA01030Z) ,  木材化学  (FF05040V) ,  研究開発  (SA01040R) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： リグノセルロース系バイオマス ,  環境負荷 ,  バイオエタノール ,  研究 ,  前処理 ,  開発