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J-GLOBAL ID：201302218564323330   整理番号：13A0100018

空気注入不飽和化工法(Air-des工法)の開発

著者 (6件)： 山根信幸 (東亜建設工業 技術研究開発セ) ,  磯谷修二 (不動テトラ) ,  藤井直 (オリエンタル白石 施工・技術本部) ,  山浦昌之 (ダイヤコンサルタント) ,  岡田克寛 (四国地方整備局 高松港湾空港技術調査事務所) ,  岡村未対 (愛媛大 大学院理工学研究科)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 61  号： 1  ページ： 34-35,1(6)  発行年： 2013年01月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液状化対策工法としての空気注入不飽和化工法(Air-des工法)の開発を紹介した。本工法は,液状化の可能性がある飽和砂質土地盤に対して空気を注入して地盤を不飽和にさせ,液状化強度を増加させる工法である。本工法の原理を説明した。空気の侵入範囲は,飽和透水係数や注入時間により,球状や下に凸の半楕円状となる。他の液状化対策工法に比べ安価であり施設を供用中のまま施工できるなど,本工法の特長を述べた。実規模空気注入実験によって比抵抗を計測した。比抵抗変化率は,改良範囲内にて施工中に継時的に増加傾向を示し,空気注入による不飽和化進行のモニタリングに使用できると分かった。P波検層の結果からも,空気注入後の地盤が不飽和状態にあると確認した。

シソーラス用語： 注入 ,  砂質土 ,  不飽和土 ,  透水係数 ,  電気抵抗率 ,  実証実験 ,  *地盤改良工法 ,  *災害対策
準シソーラス用語： *防災対策 ,  *液状化対策 ,  空気注入 ,  *空気注入不飽和化工法 ,  比抵抗 ,  飽和透水係数

分類 (2件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (4件)：

• 田村直登. 保水性試験の吸水過程における吸水速度が残留飽和度に及ぼす影響. 第17回土木学会四国支部技術研究発表会, 2011. 2011
• OKAMURA, Mitsu. Effects of pore fluid compressibility on Liquefaction resistance of partially saturated sand. Soils and Fundations. 2006, 46, 5, 695-700
• 冨田雄一. 道路盛土直下への空気注入による液状化対策効果の実験的検討. 第47回地盤工学研究発表会, 2012. 2012, 971-972
• 小泉勝彦. 空気注入不飽和化工法の開発 その8 : 設計法の概要. 第67回土木学会年次学術講演会, 2012. 2012, 505-506

タイトルに関連する用語 (5件)： 空気注入 ,  不飽和化 ,  工法 ,  DES ,  開発