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J-GLOBAL ID：201302218603775740   整理番号：13A1316950

弾性体の実効的な静摩擦係数に関する設計指針

Design Criteria on Effective Static Friction Coefficient of Elastomers

著者 (6件)： 前川覚 (名古屋工大) ,  糸魚川文広 (名古屋工大) ,  新吉隆利 (トヨタ自動車) ,  鈴木厚 (トヨタ自動車) ,  田所千治 (横浜国大) ,  中野健 (横浜国大)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 79  号： 803  ページ： 2622-2634 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 摩擦係数の大小は,一般にインターフェイスの問題として捉えられることが多い。しかし,弾性体のすべり摩擦では,バルクの内部変形にともなう真実接触部の剪断破壊の伝播が摩擦係数に影響を及ぼす。本研究では,アクリル製のスライダとベースブロックのすべり摩擦を対象とした実験と数値解析を通して,その詳細を検討した。その結果,実効的な静摩擦係数(システムに現れる見掛けの静摩擦係数)は真の静摩擦係数(インターフェイスが持つ本来の静摩擦係数)よりも低く現れ,それが剛性比(バルク剛性と接触剛性の比)の関数となることを見出した。これらの知見に基づき,真の摩擦係数と剛性比の関数として,実効的な静摩擦係数を与える設計式を提案した。(著者抄録)

シソーラス用語： 摩擦係数 ,  部品 ,  運動機構 ,  ブロック ,  アクリル樹脂 ,  *滑り摩擦 ,  剛性 ,  比率 ,  指針
準シソーラス用語： *スライダ ,  バルク剛性 ,  剛性比 ,  *静摩擦係数 ,  接触剛性 ,  設計指針 ,  弾性体 ,  *ベースブロック

分類 (2件)： 運動機構  (QB01080K) ,  潤滑一般  (QB02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 弾性体 ,  静摩擦係数 ,  設計指針