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J-GLOBAL ID:201302219276428124   整理番号:13A0661355

IAAの濃度上昇はモモ(Prunus persica L.Batsch)の果実軟化を引き起こすシステム2エチレン合成に必要である

Increased levels of IAA are required for system 2 ethylene synthesis causing fruit softening in peach (Prunus persica L. Batsch)
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資料名:
巻: 64  号:ページ: 1049-1059  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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モモのmelting-flesh(MF)品種の果実はPpACS1の発現によって起こる高濃度のエチレンによって完熟期には急激に軟化するが,stony hard(SH)品種はほとんどエチレンを発生しないので軟化しない。SH品種におけるPpACS1発現抑制のメカニズムを調査するために,マイクロアレイ解析を行った。PpACS1と同様な発現パターンを示すいくつかの遺伝子を同定し,インドール-3-酢酸(IAA)誘導遺伝子(Aux/IAA,SAUR)として示した。MF品種ではIAA誘導遺伝子発現が完熟期に増加したが,SH品種では低かった。MF品種ではIAA濃度上昇はシステム2エチレン合成と同時に起こったが,SH品種では起こらなかった。SH品種に1-ナフタレン酢酸を処理すると,高濃度のPpACS1発現,エチレン生産および果実の軟化を誘導した。MF品種に抗オーキシンを処理すると,PpACS1の発現とエチレン合成が抑制された。モモでは高濃度のIAAがシステム2エチレン合成に必要である。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  遺伝子発現  ,  植物ホルモン 

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