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J-GLOBAL ID：201302220082099543   整理番号：13A0742264

ナノ構造酸化チタンに基づく色素増感太陽電池の熱処理と特性評価

Thermal Processing and Characterizations of Dye-Sensitized Solar Cells Based on Nanostructured TiO₂

著者 (8件)： FABBRI Filippo (IMEM-CNR, Parma, ITA) ,  DETTO Francesca (IMEM-CNR, Parma, ITA) ,  ARMANI Nicola (IMEM-CNR, Parma, ITA) ,  SATOH Norifusa (National Inst. for Materials Sci., Tsukuba, JPN) ,  SATOH Norifusa (Harvard Univ., USA) ,  BESAGNI Tullo (IMEM-CNR, Parma, ITA) ,  PAVESI Maura (Parma Univ., Parma, ITA) ,  SALVIATI Giancarlo (IMEM-CNR, Parma, ITA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 117  号： 8  ページ： 3729-3738  発行年： 2013年02月28日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化チタンベースの色素増感太陽電池(DSSC)の性能向上の目的で,酸化チタン電極の熱処理とこれに伴うバンド内準位の挙動を,カソードルミネッセンスと光電流分光法により調べた。表面欠陥に関係すると観られる伝導帯底から深い位置にある欠陥準位と,バルクでの欠陥によると観られる伝導帯底から浅い位置にある欠陥準位がある。酸化チタン電極を,酸素及びアルゴン雰囲気中で1~8時間,500°Cでアニールした後のDSSC性能は,酸素アニールでは処理時間とともに効率が向上したがアルゴンアニールでは変化が無かった。酸素アニールにより表面及びバルクの酸素欠陥が減少し光電子のトラップを通じての再結合が防がれた為と理解される。

シソーラス用語： ナノ構造 ,  太陽電池 ,  *酸化チタン ,  *熱処理 ,  点欠陥 ,  陰極線ルミネセンス ,  雰囲気 ,  *欠陥準位 ,  表面欠陥
準シソーラス用語： *酸素欠陥 ,  *酸素雰囲気 ,  *色素増感太陽電池

分類 (4件)： 電池一般  (YB04010O) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  半導体の格子欠陥  (BK12040Q) ,  不純物・欠陥の電子構造  (BM02100I)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ構造 ,  酸化チタン ,  色素増感太陽電池 ,  熱処理 ,  特性評価