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J-GLOBAL ID:201302220445594517   整理番号:13A0345398

急速消化澱粉の時間制限された給餌はPER2::ルシフェラーゼノックインマウスの肝時計の強い同調を引き起こす

Time-restricted feeding of rapidly digested starches causes stronger entrainment of the liver clock in PER2::LUCIFERASE knock-in mice
著者 (9件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 109-119  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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昼間に給餌を制限することによって齧歯類の末梢器官の概日時計を同調させることができ,そして血糖値を迅速に上昇させる栄養素が同調の誘導に適している。しかし,食餌性の問題は,例えば食餌が加熱食品であるかどうかを含めて,十分に調べられていない。そこで,急速に消化される澱粉はゆっくり消化される澱粉よりも強い同調を引き起こすという仮説を立てた。PER2::ルシフェラーゼノックインマウスの肝時計の同調性,血糖値,インスリン濃度,および肝時計遺伝子発現の急性変化についてβ-澱粉(未変性)置換AIN-93M標準飼料とα澱粉(糊化)置換飼料の間で比較した。β-トウモロコシ澱粉およびβ-米澱粉は,β-ジャガイモ澱粉と比較して,肝時計の位相の大きな遅延,血中グルコースの大きな増加および肝臓のPER2遺伝子のより高い発現を誘導した。澱粉粒径は,電子顕微鏡で調べたところ,β-トウモロコシ澱粉やβ-米澱粉に比べて,β-ジャガイモ澱粉が大きかった。加熱後に,糊化したα-ジャガイモ澱粉,α-トウモロコシ澱粉およびα-米澱粉を得たが,それらの結晶構造は破壊され高度に糊化していた。βおよびα-トウモロコシ澱粉の間,βおよびα-米澱粉との間で血糖またはインスリンレベルの増加に差は見られなかった。対照的に,α-ジャガイモ澱粉は,β-ジャガイモ澱粉と比較して高いグルコースおよびインスリンレベルを引き起こした。α-ジャガイモ澱粉で置換された食餌は,β-ジャガイモ澱粉よりも肝時計の位相に大きな遅延を誘発させた。したがって,急速消化澱粉は末梢時計の同調に適している。基礎的なマウスのデータをヒトに適用するときに,食餌性の問題(加熱か非加熱か)は重要である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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澱粉  ,  糖質の代謝と栄養  ,  動物生理一般  ,  遺伝子発現 

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