文献
J-GLOBAL ID:201302220450424301   整理番号:13A0650230

大阪市立大学理学部附属植物園(大阪府交野市)に野生する植物とその特徴

Wild Plants Growing in Botanical Gardens, Osaka City University (Katano City, Osaka Pref.)
著者 (4件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 23-37  発行年: 2013年02月28日 
JST資料番号: G0731A  ISSN: 1345-7209  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大阪市立大学理学部附属植物園は,生駒山系の北西部に位置し,自然林を含む形で森林型見本園を目指して造成された面積約25.5haの草地とそれを囲む森林からなる緑豊かな植物園である。この植物園は基礎研究・環境教育の場として活用されてきた。植物目録としてはすでに3回の報告があるが,いずれも基本的には植栽されている植物を中心としたリストであった。この植物園を環境教育,学校現場の教材の場として活用していくためには,植栽された樹木・園芸植物だけでなく,自然に生育している植物の情報も重要である。そこで植物園に野生する植物相を明らかにすることを目的とし,草本・シダ植物を中心とした採集調査を行った。その結果,シダ植物と種子植物を合わせて63科274種を採集し,従来の報告と合わせ植物園に草本植物は246種が確認された。帰化率は26.4%であった。生駒山系の他の公園に比較しても面積に対して生育種数は多く,またその多くは人里・畑地雑草であったが,これら以外に近畿で失われつつある里草地の植物や比較的稀な林床性草本の群落も確認された。さらに園内に,大阪府レッドデータブック(2000)で絶滅として記載されたアイナエ(マチン科)群落が確認され,植物園が大都市に隣接した質の高い公的緑地ととしてだけでなく,消滅しつつある周囲の里山植物の保全場所の機能も果たしていることが示された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
公園,造園,緑化  ,  植物生態学 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る