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J-GLOBAL ID:201302220514341723   整理番号:13A0054921

フラバン-3-オール置換基がビニルカテキン二量体とプロアントシアニジン(共色素)に対するアントシアニン(色素)の親和性に及ぼす影響

Influence of a Flavan-3-ol Substituent on the Affinity of Anthocyanins (Pigments) toward Vinylcatechin Dimers and Proanthocyanidins (Copigments)
著者 (10件):
資料名:
巻: 116  号: 48  ページ: 14089-14099  発行年: 2012年12月06日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の狙いは赤ワイン中三種類のフラバノール(共色素,CP),すなわち二種類のエピマビニルカテキン二量体(CP1とCP2)とカテキン二量体B3(CP3)間で恐らく起こる相互作用と主なブドウアントシアニン,マルビジン3-O-グルコシド(オエニン)とカテキン,カテキン-(4→8)-オエニン間の縮合から生じる特異的色素を調べることである。カテキン-(4→8)-オエニンのようなフラボノール-アントシアニン付加化合物はフラバン-3-オール(カテキン単量体及び凝縮タンニン)とアントシアニン間の直接縮合から生じる。オエニン自身に関する著者らの先の研究と比較することにより結合中アントシアニンのカテキン部分の影響を確立した。熱力学的パラメータはオエニンで先に観察した通り,プロアントシアニジンB3と比較してビニルカテキン二量体がカテキン-(4→8)-オエニンに対する一層高い親和性を示した。しかしながら,対応する結合定数は弱くて,それは恐らくフラボノール核がもたらすアントシアニン中の立体障害によるものである。結局,カテキン-(4→8)-オエニンはオエニンよりも水性アルコール溶液中で共色素沈着によって極めて不安定化される。また,結合データを解釈し,錯体内部の色素と共色素分子の相対的配列を特定して,可視光範囲でそれらの吸収特性を解釈するため量子力学と分子動力学シミュレーションを行った。
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分類 (2件):
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ピランの縮合誘導体  ,  ぶどう酒 
物質索引 (4件):
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